フィヨルド紀行 2009年8月16日(日)
17) フロム鉄道~ヒョース滝~ミュールダール

前へ  ホームページへ  北欧紀行目次へ
 
 
 やがて船はフロムに到着しました。
 ここで約1時間の時間待ち。
 レストランで、やっとノルウェーのスモークサーモンを食べることが出来ました。
 日本で食べるものと、それほど違いは感じませんでした (^_^; 。

フロム駅&観光案内所 やっとスモークサーモン


 フロム~ミュールダールのフロム鉄道は「世界の鉄道ファンのあこがれ」だそうですが、確かに素晴らしい鉄道でした。
 まずは駅前の「フロム鉄道博物館」を見学します。
 
フロム鉄道博物館 路線の模型


 フロム鉄道は、海抜2mのフロムから海抜850mのミュールダール駅まで、フロム峡谷の急傾斜を縫って走る全長20.2Kmの鉄道。
 左右に見所が多く、窓ガラスなしで写真が撮れる車両後部にカメラマンが集中し、お互いに譲り合って‥‥国際親善でしたね (^_^) 。

あこがれのフロム鉄道  
   
  絶壁の上から滝が流れ落ちる。不思議


 突然トンネルの中で列車が止まり、お客さんがぞろぞろと降りていきます。
 「乗り換え?」と聞いたら、答えは「NO」。
 「写真?」と聞いたら、答えは「YES」。
 ということで、カメラを持って飛び出します。

 トンネルを抜けると、そこにはこの世のものとは思われない景色が広がっていました。
 そこは「ヒョース滝」を眺める大きいプラットホームで、目の前に巨大な滝が流れ落ちています。

 毎日雨が続いているので、きっと水量も多いのでしょう。
 怖ろしいばかりの迫力です。
 雨と水しぶきでびしょ濡れになりながらの写真撮影です。

ヒョース滝のプラットホーム 怖ろしいばかりの迫力


 到着したミュールダール駅は、横なぐりの雨でした。
 写真を撮っている余裕など無く駅舎の中で待ちますが、プラットホームに屋根は無し。
 やって来たベルゲン行きの列車に、またまたびしょ濡れになりながら駆け込みます。

 たどり着いたベルゲンはまたまた雨で、駅にはいつまでもタクシー待ちの列が出来ていました。
 ベルゲンは小さい街で、タクシーが少ないようです。

 前にも書きましたが、僕のホテルは駅前のグランド・ホテル・テルミヌス。
 このホテルはフィヨルドツアーにはお薦めです (^_^) 。

 ということで、毎日ずぶ濡れで頑張った北欧旅行も、これでお仕舞いです。
 
 
前へ  ホームページへ  北欧紀行目次へ