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やがて船はフロムに到着しました。 ここで約1時間の時間待ち。 レストランで、やっとノルウェーのスモークサーモンを食べることが出来ました。 日本で食べるものと、それほど違いは感じませんでした (^_^; 。
フロム~ミュールダールのフロム鉄道は「世界の鉄道ファンのあこがれ」だそうですが、確かに素晴らしい鉄道でした。 まずは駅前の「フロム鉄道博物館」を見学します。
フロム鉄道は、海抜2mのフロムから海抜850mのミュールダール駅まで、フロム峡谷の急傾斜を縫って走る全長20.2Kmの鉄道。 左右に見所が多く、窓ガラスなしで写真が撮れる車両後部にカメラマンが集中し、お互いに譲り合って‥‥国際親善でしたね (^_^) 。
突然トンネルの中で列車が止まり、お客さんがぞろぞろと降りていきます。 「乗り換え?」と聞いたら、答えは「NO」。 「写真?」と聞いたら、答えは「YES」。 ということで、カメラを持って飛び出します。 トンネルを抜けると、そこにはこの世のものとは思われない景色が広がっていました。 そこは「ヒョース滝」を眺める大きいプラットホームで、目の前に巨大な滝が流れ落ちています。 毎日雨が続いているので、きっと水量も多いのでしょう。 怖ろしいばかりの迫力です。 雨と水しぶきでびしょ濡れになりながらの写真撮影です。
到着したミュールダール駅は、横なぐりの雨でした。 写真を撮っている余裕など無く駅舎の中で待ちますが、プラットホームに屋根は無し。 やって来たベルゲン行きの列車に、またまたびしょ濡れになりながら駆け込みます。 たどり着いたベルゲンはまたまた雨で、駅にはいつまでもタクシー待ちの列が出来ていました。 ベルゲンは小さい街で、タクシーが少ないようです。 前にも書きましたが、僕のホテルは駅前のグランド・ホテル・テルミヌス。 このホテルはフィヨルドツアーにはお薦めです (^_^) 。 ということで、毎日ずぶ濡れで頑張った北欧旅行も、これでお仕舞いです。 |