『パリ お墓とオペラの旅』 2011年4月29日(金) 1)パリ到着まで |
![]() 僕はフランス語がまったく分からないので、フランス語圏は敬遠していたのですが、08年12月のコート・ダジュールに続き、そろそろパリには行かなくてはと思っていました。 そこへ、『パリの墓地』(水原冬美、新潮社)という本を手に入れまして、いよいよ決行となったわけです。 4月29日(金・祝)10:30中部国際空港出発。 10:30 → 15:54(フランクフルト) この日は英国のウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんのロイヤルウェディングが行われた日でした。 機内のビデオでバイエルン国立歌劇場《ローエングリン》が放映されておりまして、最後まで見てしまいました。 これはひどい演出で、ローエングリンのヨナス・カウフマンは大工さんなのかな? 白鳥の剥製を抱えて現れました。 帰りの飛行機でもまた見ることが出来ましたが、もう結構。 それなのに秋のバイエルン国立歌劇場来日公演《ローエングリン》のチケットを買ってしまったんですよ (^_^; 。 新幹線代がもったいないからどうしよう? 映画では『英国王のスピーチ』、これは良かった。 もう一つの映画は『ツーリスト』で、これは都合の良いストーリーで、気楽に見ていました。 フランクフルト(18:30) → パリ(19:40)便が遅刻しまして、前もって予約していたガルニエの『マッツ・エック(振付家の名前らしい)』のチケットは無駄になりました。 今回の旅行に行けるかどうか不確定な部分があったので、オペラ座のチケットはようやく1ヶ月前に手配したところ、オペラ座のHPでは売り切れみたい (@o@)。 あわててインターネットに載っていた「マルコポーロチケット」という会社にメールをしてみたら、「バスチーユ5月2日の《トスカ》は最後の一枚が残っています」という返事がすぐあって、真っ青になって送金しました。 チケットは数日後に航空便で、パリから我が家に届きました。 手数料は1枚6000円でしたが、自分では取れなかったチケットを取ってもらったので満足しています。 パリはドイツと違って、チケットが売れるのが早いらしい。 バスチーユのバレエ《ロミオとジュリエット》も発売早々に売り切れたようです。 何回も同じ公演があるのに。 パリ空港では何もかもが分からないので、タクシーでホテルに向かいました。 知らない街でスーツケースを転がしながらホテルを探すのは大変ですからね。 パリ市内のホテルまでは50ユーロくらいで、タクシー代は日本に較べ少し安い感じがしました。 そうそう、空港ではキャッシングマシンが見つからず、前回の残りの約100ユーロの現金が海外用サイフに残っていたのは助かりました。 |