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◇ 大和八木(橿原市) 日曜日なのにすることもなく暇だったので、思い立って万葉の舞台を訪ねてみました。 名古屋から大和八木までは近鉄特急で、およそ2時間、3千円。 まずは、列車から見えた橿原文化会館で吹奏楽コンクールを聴いてきました。 新しいホールに入るのは大好きです (^_^) 。
◇ 奈良県立医大・畝傍山 大和八木駅から医大病院までは、バス停で2つ。 病棟の最上階に登ってみると、待合いロビーは大和三山の展望台となっていました。 付属病院からの展望では、和歌浦を見下ろす和歌山県立医大が印象に残っていますが、奈良県立医大からの眺めも、これに勝るとも劣りません。
◇ 耳成山 大和八木駅から一つ東の駅が「耳成」で、近鉄は耳成山のすぐそばを走っています。
◇ 藤原京・天香久山 「耳成」の次の「大福」駅でタクシーに乗り、藤原京巡りです。 奈良文化財研究所は「土・日・祝 閉館」とのことで、「さすがは公務員」などと思ってしまいます (^_^ゞ。
藤原京は巨大なので、タクシーに周りを回ってもらいました。 持統天皇の「春過ぎて 夏来るらし 白たへの 衣ほしたり 天の香具山」の句を、下の写真のように実感することが出来ました。 藤原京は北を耳成山、東を天香久山、西を畝傍山に囲まれており、飛鳥はすぐ南隣だそうです。
◇三輪山・大神(おおみわ)神社 桜井の北東に三輪山があります。 この鳥居前でバスを降りましたが、大神神社までは思いのほか遠く、炎天下の坂道をひたすら歩きました。 三輪山は万葉人の信仰と畏れの対象だったそうです。 次の機会には、額田王が「三輪山を しかも隠すか 雲だにも 情あらなむ 隠さふべしや」と詠んだ場所に立ち、彼女の気持ちを実感してみたいものです。
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