紅葉紀行(5) 京都・嵯峨野 (愛宕念仏寺・化野念仏寺・祇王寺・滝口寺・トロッコ列車) 2005年11月27日(日) |
タクシーで嵯峨野に移動します。 ◇ 愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ) 千二百羅漢の寺として有名で、撮影会が開かれていました。 この羅漢像は、復興を祈願して、昭和56年から一般の参拝者に奉納を呼びかけ、参拝者自らの手によって彫られたそうです。 もっと古いものかと思ったのに、ウォークマンをした羅漢像もありました (@o@)。
◇ 平野屋 愛宕神社一の鳥居そばの平野屋で休憩。
◇ 嵯峨鳥居本伝統的建造物群保存地区 愛宕念仏寺から化野念仏寺に掛けての地区は「嵯峨鳥居本伝統的建造物群保存地区」となっており、昔の街並みが整備されています。 「京都市嵯峨鳥居本町並み保存館」には、昭和初期の愛宕街道の町並みを精密に復元した模型も展示されていました。 このあたりは嵯峨野のはずれだと思っていたのに、観光客が多くてビックリしました。
◇ 化野念仏寺 「徒然草」に「あだし野の露消ゆ時なく‥‥」と書かれた、古くからの埋葬地。 8月の千灯供養が有名だが、紅葉も綺麗。
◇ にしんそばの店 この店で遅い昼食です。 右側の紅葉が真っ赤で、この日一番の紅葉でした。
◇ 祇王寺 「平家物語」に出てくる白拍子祇王が、清盛の愛が失せたのを嘆いて尼になった寺。
◇ 滝口寺 滝口の警衛の武士斉藤時頼が、建礼門院の雑仕横笛に失恋して入った寺。 もう紅葉は散っていました。 お墓好きの僕として興味のあったのは「新田義貞の墓」。 新田義貞は福井で戦死したはずで、お墓も見たことがあります。 受付のおばさんの話しでは、新田義貞の愛妾として『太平記』に登場する勾当内侍が、獄門に懸けられた義貞の首を見て髪を切り、この地に埋葬したのだそうです。
◇ トロッコ列車 「トロッコあらしやま駅」からトロッコ列車に乗って、次の「トロッコさが駅」が終点。 ここから山陰線に乗って、京都から新幹線で帰ってきました。
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