伊賀上野城 (藤堂高虎の旅) 2014年5月4日(日) |
「藤堂高虎ゆかりの地」を回っている僕にとって、伊賀上野城はどうしても訪ねなければならないお城でした。 近鉄大阪線伊賀神戸(かんべ)駅から伊賀鉄道伊賀線に乗って約30分。 上野市駅前には伊賀上野生まれの松尾芭蕉の像が立っていました。 この日は「伊賀上野 NINJA フェスタ」が開かれていて、街の中にNINJAが溢れていました。 「忍者変身処」では忍者衣装のレンタルもあったようです。
関ヶ原合戦後の慶長13年(1608年)8月、藤堂高虎は伊予国宇和島城から、伊賀・伊勢国(22万石)に入国しましたた。 高虎は築城の名手として知られ、大坂城の豊臣家に対抗するために、本丸を30mの高石垣で囲みました。 しかし天守閣は、竣工直前の慶長17年(1612年)に嵐のために倒壊しました。
高虎は慶長20年(1615年)の「大坂夏の陣」が終わった後、交通の便利がいい津城を本城とし、伊賀上野城を支城としました。 現在の天守は、昭和10年(1935年)に、地元の名士川崎克氏が私財を投じて純木造の復興天守を再建したものだそうです。
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