『松本美和子 & アンナ・クオ』 しらかわホール
   2000年10月15日(日)1:30PM

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 今週末は業界旅行で上高地行き。 昨夜は松本(浅間温泉)泊まりでした。
 サイトウ・キネン・フェスティバルの会場になる松本文化会館って、浅間温泉のすぐ近くなんですね。

 信州大学付属病院の近くに『鈴木鎮一記念館』があったので行ってみました。
 スズキメソッド(才能教育)の御本尊である鈴木鎮一先生の旧宅で、才能教育でバイオリンを習った僕としては、聖地とも思える建物でした。

 夜の宴会だけ参加して上高地に向かう一行と別れ、『松本美和子 & アンナ・クオ』と《蝶々夫人》のために名古屋に戻ってきたんですが、名古屋〜松本が特急で2時間しかかからないとは驚きました (@o@) 。

 そうそう、今日は長野県知事選挙(ビラをもらった)。
 ニュース速報では、田中康夫氏が当選したそうですね。
 ということで (^_^ゞ

 『松本美和子 & アンナ・クオ』 しらかわホール
   2000年10月15日(日)1:30PM

 アンナ・クオさん、待望のリサイタルです。
 母親付きだけど (^_^;、知名度の点では致し方ないでしょうか。
 会場の入りが半分くらいとは、もったいないことです。

 第一部の前半はイタリア古典歌曲、後半はイタリア近代歌曲。
 第二部の前半はスペイン歌曲。
 後半がオペラ関係で、
 《椿姫》     さようなら、過ぎ去った日々よ  (アンナ・クオ)
 《マノン》    さようなら、私の小さいテーブルよ(松本美和子)
 《フィガロの結婚》そよ風に     (松本美和子 & アンナ・クオ)
 《ノルマ》    聞きたまえ、ノルマ(松本美和子 & アンナ・クオ)

 アンナ・クオさんは、前回見たときよりスマートになったように見受けられましたが、巨乳(ゴメン (^_^ゞ)ですね。
 声は相変わらずの素晴らしさ。
 松本美和子さんは普通の有名ソプラノだと思うんですが、クオさんは声のパワーが桁違いです。

 2曲ずつ交互に歌われたんですが、松本さんは引き立て役。
 娘の引き立て役になるのなら、母親として望むところでしょうか (^_^) 。
 その意味では、若いアダルジーザにポリオーネを譲ろうとする《ノルマ》がピッタリでしたね。

 アンコールは『私のお父さん』(松本)、『サマータイム』(クオ)だけで、少なかった。

 プログラムによれば、アンナ・クオさんは今秋のソフィア国立歌劇場《トゥーランドット》でリュー役を歌われるそうで、是非聴いてみたいものです。
 彼女が出演するのは東京だけらしいんですが、どうしたものやら (^_^;。
 
 
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