オペラ 《オルフェオ》 いずみホール
 2001年10月14日(日)17:00

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 会場のいずみホールはJR大阪城公園から徒歩1分。
 向かいのホテル・ニューオータニでお茶してから会場に入りましたが、開演直前までロビーで待たされました。
 意外にカジュアルな服装の人が多かったですね。

  オペラ《オルフェオ》 いずみホール
  2001年10月14日(日)17:00

  オルフェオ:マーク・バドモア
  エウリディーチェ:キャサリン・メイ
  使者・希望・霊:ドミニク・ヴィス」

  演出:スティーヴン・ラングリッジ
  音楽監督:リチャード・ブースビー 
  管弦楽:パーセル・クァルテット・オペラ・プロジェクト
 
 いつもレベルの高い公演を続けているこのシリーズ、今年はモンテヴェルディ(1567-1643)の《オルフェオ》です。
 愛する妻エウリディーチェを失ったオルフェオが音楽の力で地獄の王プルトーネを感心させ妻を返してもらうが、途中で約束を破り妻の顔を見てしまったために永遠に妻を失ってしまう、という有名なギリシャ神話

 モンテヴェルディの初期のオペラなんだそうで、昨年の《ボッペアの戴冠》に較べるとドラマティックな要素が少なく、面白味に欠ける面はあったでしょうか。
 しかし、世界でも最高レベルの公演であることは間違いないでしょう。
 特に古楽器を使ったオーケストラ。

 舞台は中央に赤土の斜面があって、そこに数本の白い木が立っているだけ。
 その両側にオーケストラの席があります。
 演出は現代的なものですが、まあ普通かな。

 僕は最初ちょっと昏睡してしまい (^_^ゞ、気が付いたときにはエウリディーチェはもう死んでいて、その後に彼女の出番は、ほとんどありませんでした。
 一方、オルフェオは大活躍。

 最後に妻を失ったオルフェオは、悲しみのあまりでしょうか、服を脱いでパンツ一枚になってしまいます (@o@) 。
 イエス・キリストとの関係があるのかもしれませんがが、どうせ脱ぐならエウリディーチェにお願いしたかった (^_^;。
 
 
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