吉例大須師走歌舞伎《三千世界商往来（さんぜんせかいやりくりおうらい）》
　　　　２００１年１１月３０日（金）６：４５ＰＭ　大須演芸場

　「スーパー一座を応援する会」のためのプレビュー公演。
　夕方の仕事の関係で一幕途中からの、そして夜の仕事の関係で (^_^； 二幕までの観劇です。

　今回の演目は１７００年代中期に大阪で活躍した並木正三の作品。
　大変に込み入った話ですが、父、明智光秀の恨みを晴らさんとする明智左馬五郎光義（原 智彦）は世界中を股に掛け海賊やら詐欺やらで金品を集め、いよいよ謀反の旗揚げ‥‥、という話らしい。
　オランダ人、黒人、中国人、などなどが登場する国際色豊かな作品で、上演時間３時間半という大作です。

　中途半端な観劇時間のためもあるのでしょうが、作品の出来自体が悪いような気がしました。
　まだプレビュー公演のためか、時々学芸会のような、すきま風が吹く部分があるのは意外で残念。
　今後のまとまりを期待しておきましょう。