名フィル・ワーグナーのオペラ大改革
指揮:クリストフ・ウルリッヒ・マイヤー
2002年4月19日(金)6:45PM 名古屋市民会館大ホール

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◇ 名フィル・ワーグナーのオペラ大改革

 名フィル第280回定期演奏会は、名付けて『ワーグナーのオペラ大改革』。
 ヴォルフガング・ワーグナーの推薦で、バイロイトのアシスタントコンダクターであるマイヤー氏を招いてのワーグナー・プログラムで、会場はほぼ満席でした。

   4月19日(金)6:45PM 名古屋市民会館大ホール
   指揮:クリストフ・ウルリッヒ・マイヤー

 仕事の関係で途中から聴く予定ではありましたが、会場を間違えるというお粗末もあって (^_^;、聴いたのは以下の2曲です。

 《ローエングリン》第1幕への前奏曲・第3幕への前奏曲
 《パルジファル》 第1幕への前奏曲・聖金曜日の音楽

 ウルリッヒ・マイヤーは1968年生まれの若手で、1992年からバイロイトのアシスタントを務める。
 印象としては「すっきりとまとまった音楽」でしょうか。

 若手ということでは、東フィル名古屋定期で聴いたマルク・アルブレヒトの方が大物かとは思いますが、マイヤー氏もいずれドイツの歌劇場で活躍のニュースを聞くようになるでしょう。

 他には《さまよえるオランダ人》《タンホイザー》《トリスタンとイゾルデ》《ニュルンベルクのマイスタージンガー》というオーストドックスな、あまりにもオーストドックスなプログラムでしょうか。