ミュージカル座 《ブロードウェイ殺人事件》 IMAホール(光が丘)
02年5月3日(金) 13:30(B組) 18:00(A組)

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 月刊ミュージカルの「昨年ベスト1」は《ジキル&ハイド》なんだそうで、(独断ですが)ロイド=ウェッバーやC.M.シェーンベルクの創造力の衰えとともに、ミュージカルも冬の時代に入ってしまったのでしょうか?
 もう、これから期待できる作曲家は山口e也氏しかありません。
 ということで、ミュージカル座の新作《ブロードウェイ殺人事件》に行ってきました。

 新宿で「ユトリロ展」を見て、新宿西口から大江戸線に乗ったのが大間違い。
 光が丘行きに乗ると、東京の反対まで大回りしてしまうんだものな (^_^;。
 地方在住者には使い方が難しい路線です。
 本郷のあたりで気が付いて戻りましたが、到着は開演ぎりぎりでした。
 
    ミュージカル座 《ブロードウェイ殺人事件》 IMAホール(光が丘)
       2002年5月3日(金) 13:30(B組) 18:00(A組)

          マリオン・デイ(BWの大女優) 田中利花
          アポロ警部(NY市警の警部)  林 アキラ
          ジュリー・ハリス(新人女優)  伊東恵里

 ミュージカル座の新作には当たり外れがあって、今回は5点満点の2点でしょうか。
 何より音楽が少ない、そしてその音楽もニューヨーク風の音楽で、僕が山口さんに期待する流れるような美しいナンバーが少ない。

 殺人事件自体はコナン君や金田一少年のレベルかな。
 アリバイがある人が犯人なんだろうなと思いましたよ。
 楽屋係20年で30万ドル貯めるのは難しいのではないかな?

 殺人現場の再現シーンは面白かったけれど、女優が二人ともどん底生活で売春行為をしていたというのは、いかにも暗い。

 8月の《舞台に立ちたい》って、どんなストーリー展開になるか、題名を見ただけで読めてしまうような気がする。
 10月の《ひめゆり》は行かなくてはね。
    
 
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