新京劇(東方オペラ)《楊貴妃と阿倍仲麻呂》 2002年8月29日(木)7:00PM 愛知芸術劇場大ホール |
◇楊貴妃と阿倍仲麻呂 新京劇(東方オペラ)《楊貴妃と阿倍仲麻呂》 2002年8月29日(木)7:00PM 愛知芸術劇場大ホール ぎりぎりで開演時間に間に合いました。 で、予備知識無しで観劇することになったのですが、各幕の前に簡単な説明があるので、別に不自由はありませんでした。 ピットに入ったオーケストラは2管編成で、中国の楽器も多く見られました。 楊貴妃は予想ほど美人ではありませんでしたが、なんと!この人が原案・演出の呉汝俊(ウー・ルーチン)で、男性だったんです (@o@) 。 マイクを通した中国式の金切り声は耳に痛かったんですが、結構音楽も多く、中国のメロディーを楽しむことが出来ました。 印象としては、西洋音楽と中国古来の音楽をミックスしたオペレッタ、もしくはミュージカルでしたね。 第一幕の「花の都・長安」は美しかった。 トゥーランドットは楊貴妃のイメージでしょうか。 ・ストーリー 阿倍仲麻呂は安禄山の乱で自害を迫られた楊貴妃を救いだし、日本へ渡る。 孝謙女帝は楊貴妃を歓待する。 しかし、玄宗皇帝の死の知らせを聞いた楊貴妃は毒を飲んで死に、仲麻呂も後を追って自害する。 山口県油谷町の二尊院というお寺の言い伝えでは、天宝15年(756年)7月、向津具半島の岬の西側に唐渡口(とうどぐち)に楊貴妃を乗せた船が流れ着きました。 息も絶えだえの楊貴妃を里人たちは手厚く看護しましたが、その甲斐もなく彼女は息を引き取りました。 そこで里人たちは、西の海が見える久津の丘の上に遺体をねんごろに葬りましたが、それが今、二尊院の境内にある楊貴妃の墓と伝えられている五輪の塔だそうです。 |