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◇ジュリアス・シーザー(名古屋)

 最近ヨーロッパではヘンデル再発見なんだそうで、僕も《サウル》(ベルリン・コミッシェオパー)
 http://homepage2.nifty.com/mnakash/1999gwdoitu/18berlin8.htm 、
 《リナルド》(バイエルン国立歌劇場)
 http://homepage2.nifty.com/mnakash/2001ludwig/16rinaldo.htm 、という2つの演目を見たけれど、どちらも素晴らしい舞台で、ヘンデルの壮大な音楽に非常な感銘を受けました。

 本日は地元名古屋で《ジュリアス・シーザー》が上演されるとのことで、何はともあれ行って参りました。

       オペラ歌手集団<樹(kodachi)>第5回公演
      ヘンデル作曲《ジュリアス・シーザー》ハイライト
        2003年2月1日(土)6:30PM
         電気文化会館コンサートホール

    シーザー:妹尾樹(第一幕)三輪陽子(第二・三幕)
            クレオパトラ:渡辺典子
       コーネリア(ポンペイウスの未亡人):三輪陽子
       セスト(ポンペイウスの息子):森本ふみ子
              アキレス:水谷和樹
              ピアノ :石山英明

 衣装(下斗米雪子)はローマ風ですが、ピアノ伴奏の演奏会スタイルで、しかもハイライトだけなので、ちょっともの足りませんでした。
 しかし、初めて《ジュリアス・シーザー》を見ることが出来たのは貴重な経験でした。

 ストーリーはポンペイウスがシーザーとの戦いに敗れ、逃亡先のエジプトで殺されたところから、シーザーがクレオパトラにエジプトの王冠を与えるまで。
 出てくるのは有名人物が多く、人間的な葛藤もあるようで、本格的な上演があれば全国どこでも見に行きたいオペラです。