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◇ まげもん(こんにゃく座)

 オペラシアターこんにゃく座は「新しい日本のオペラの創造と普及」を目的に掲げ、1971年に創立されました。
 オペラといえば歌詞が聞き取れないことが多いのですが、こんにゃく座は歌詞がよく聞き取れる、すなわち内容の伝わる歌唱表現を獲得することを、創立当初からの目的と
しています。
 現在こんにゃく座は、林光を芸術監督、萩京子を音楽監督とし、数多くの上演活動を続けています。

      オペラシアターこんにゃく座公演《まげもん》
   台本・演出:鄭 義信(ちょん・うぃしん)  作曲:萩 京子
        2003年2月25日(火)午後7時
          名古屋市名東文化小劇場
      (地下鉄東山線・上社ターミナルビル3F)

 仕事を早めに切り上げて劇場へ。
 名東文化小劇場は定員およそ350人。
 ほぼ満席でした。

 《まげもん》は、鄭&萩コンビによる、《ロはロボットのロ》に続く第二作目のオペラ。
 頃は江戸時代。
 タヌキの茂平はワナから助けてくれた人間の娘に恋をしますが、彼女には親の敵と狙う仇討ち相手がいて‥‥。

 萩 京子さんの作品は《金色夜叉》以来、3〜4作を聴いていると思うんですが、この作品が一番メロディーが美しかった。
 鄭 義信さんの台本は、部分的な言葉遊びは面白かったけれど、あまり出来の良いものとは思えませんでした。
 でも、けっこう子供には受けていたような (^_^) 。