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◇不変の愛・オベロン(6/7)

 名古屋のオーケストラでは、公演にサブタイトルを付けるのが流行みたいですが、それにしても「不変の愛」はひどい。
 僕は最近まで、これが《オベロン》の上演だと気付きませんでしたよ (^_^;。

    セントラル愛知交響楽団第62回定期演奏会
   不変の愛 ウェーバー作曲 歌劇《オベロン》全3幕
 2003年6月7日(土)6PM 愛知芸術劇場コンサートホール
      指揮:松尾葉子  演出:斎藤敏明
 
 松尾葉子&セントラル愛知のコンビでは、《ティレジアスの乳房》に次ぐ、第2回目のオペラ上演になるでしょうか。
 舞台の右側にナレーターが3人、舞台中央奥では衣装を付けた役者が演技をして、指揮者の隣でタキシード・イブニングドレスの歌手が譜面を手にして原語で歌う。
 これは手順が3度ある感じで、成功したアイディアとは言えないでしょう。
 少なくとも、奥の役者は不必要だと思いました。

 オベロンはシェークスピアの《真夏の夜の夢》で有名な妖精の王ですが、このオペラはヴィーラントの叙事詩に基づいたもの。
 ストーリーも音楽も、残念ながら僕にはよく分かりませんでした。

 ウェーバーは《オベロン》初演のため訪れたロンドンで客死しました。
 ロンドンの墓はその後ワーグナーの計らいでドレスデンに移されました。

 お墓と家(ウェーバー記念館)は
 http://homepage2.nifty.com/mnakash/2000bach/06lohengrin.htm

 ついでに、彼の生まれた家は
 http://homepage2.nifty.com/mnakash/1999gwdoitu/06eutin.htm