オストメール・フィルハーモニカー第3回演奏会
04年1月4日愛知芸術劇場コンサートホール

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   オストメール・フィルハーモニカー第3回演奏会
     2004年1月4日(日)1:30PM
       愛知芸術劇場コンサートホール

   指揮:角田鋼亮  バイオリン:ライナー・キュッヒル

     モーツアルト:バイオリン協奏曲第4番ニ長調

 東海中学、高校にはオーケストラがありまして、卒業生は地元を始めとする各地の大学オーケストラで、中心的なメンバーとして活動しています。
 そのOBが集まって結成されたのが「オストメール・フィルハーモニカー」。
 オストメールは「東の海」で (^_^)、ウィーンフィルのクラリネット奏者、オッテンザマー氏が名付け親だと聞いています。

 さて、今回の演奏会のソリストは、驚いたことに、1月1日の「ニュー・イヤー・コンサート」で全世界に放映された、あのウィーンフィルのコンサートマスターのライナー・キュッヒル氏。
 東海学園の関係者にウィーンフィルと親しい人がいるらしいんです。
 この日の夜にはキュッヒル氏が率いる「ウィーン・リング・アンサンブル」のコンサートが予定されていますが、そのついでにソリストを御願いしたというところでしょうか。
 キュッヒル氏は昨日の夜から、練習に参加しているそうです。

 演奏を聴いて、技術的な面では、ソリストとしては弱いという印象。
 ベルリンフィルのコンサートマスターの安永徹さんを聴いたときにも感じたんですが、オーケストラのコンサートマスターとソリストとして活動している人とは、やはり根本的なところが違うような気がします。

 僕は1月1日にはウィーンにいて、本日9時30分に帰国しました。
 帰国後4時間にして、1月1日に同じウィーンにいたキュッヒル氏を、学生OBオケのソリストとして名古屋で聴くことが出来るとは、本当に世界は狭くなったものです。
 アマチュアオケに付き合ってくれたキュッヒル氏はいい人だと思いましたよ (^_^)。
 
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