大須オペラ 《山賊》 04年8月1日
千 秋 楽

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 トルコ料理店『メルハバ』で「ケバブ」と「伸び〜るアイスクリーム」を食べまして、7時ぎりぎりに演芸場に到着すると、「ただいま打ち合わせ中」とのことで、開演時間が7時半に変更になっていました (@_@)。
 仕方がないので大須観音の屋台で時間をつぶしました。
 この日は「大須夏祭り」で、昼にはサンバパレードもあったのでした。

 さて、会場に入りましたところ、「主演の大脇薫急病のため、演出に変更があります」との放送が入り、ちょっと緊迫した雰囲気になります。
 演出の岩田さんに聞いたところ、「今日の昼までは声は出ていたんだけれどね」とのことで、風邪で声の調子が悪いようです。
 結局、フィオレッラのパートを陰で女性全員で歌い、大脇さんの負担を減らす作戦だったようですが、大脇さんは大部分を自力で歌っていたようでした。

 舞台は第2日目に見たときから較べると、「若い王子?」「僕、若井雄司」なぞという馬鹿馬鹿しいギャグも入り、ずいぶん流れが良くなった印象を受けました。

 毎年おなじみの千秋楽バージョンですが、今年はパーカッションの隈取りやチャイナドレスもなく、地味な印象。
 しかし、第三幕の前にコンマスの宗川くんが金髪のカツラをかぶり眼鏡をかけて、バイオリン3台で「冬のソナタ」の演奏がありました。
 開場からは「ヨンさま〜〜!」とのかけ声も掛かり、時宜を得たアイディアといえましょう (^_^) 。

 恒例のエンドレス・カーテンコールも例年通りの盛り上がりで、終演後はビールのサービスもありました。
 劇場前には多くの人が出待ちをしておりまして、出てきた役者さんやオケのメンバーとの交流を見ていると、
「今年の夏も終わったんだな」との感慨が湧いてきます。

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