ダンスオペラ2 《青ひげ城の扉》
       2005年2月11日(金・休)5:00PM 愛知芸術劇場大ホール

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         ダンスオペラ2《青ひげ城の扉》

       2005年2月11日(金・休)5:00PM
          愛知芸術劇場大ホール

        指揮:アレキサンダー・ドルチャー
     演出・振付:アレッシオ・シルヴェストリン

      青ひげ公 :ペーター・フリード(歌)
              アレッシオ・シルヴェストリン(ダンス)
       ユディット:アンドレア・ツァント(歌)
              白河直子

     演奏:セントラル愛知交響楽団

 開場時間に、劇場の前に長い列が出来ていました。
 どうも、招待状を大量に出したみたいです。
 オペラ《青ひげ公の城》として上演した方が、ずっとチケットは売れたでしょう。
 正体不明で、僕も悩みました。

 チラシによれば、愛知芸術文化センターの企画による、ダンスオペラの第2弾。
 バルトークのオペラ《青ひげ公の城》の青ひげとユディットを、ダンサーと歌手が重層的に演じる企画なんだそうです。

 舞台装置はパネルと映写機を使った抽象的なもの。
 指揮者、歌手はなかなかよかったと思いました。
 ハンガリー人のメンバーによる原語上演で、ちゃんと演技も付いていましたから。

 しかしながら、そばで踊り回るダンサーが邪魔で、音楽に集中できません。
 一時間踊り続けたお二人には申し訳ないんですが、企画自体に無理があるんです。
 「作品をより直接的に感じていただけるよう、字幕は一部だけ」ということで、舞台で何が歌われているのかも分からない状態で、音楽はバルトークだし‥‥ (^_^ゞ。
 
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