創作喜歌劇《夏の夜の夢〜嗚呼!大正浪漫編》
2005年2月26日(土)6:00PM 名古屋芸術創造センター

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    名古屋市文化振興事業団2005年企画公演
    創作喜歌劇《夏の夜の夢〜嗚呼!大正浪漫編》

     2005年2月26日(土)6:00PM
         名古屋芸術創造センター

      台本:山元清多  作曲:萩 京子
      指揮:吉住典洋  演出:斎藤敏明

 名古屋市文化振興事業団2005年企画公演は、シェークスピアの『真夏の夜の夢』を大正時代の避暑地・軽井沢へと舞台を移し替えた創作喜歌劇《夏の夜の夢〜嗚呼!大正浪漫編》。

 台本はオペラ・シアター「こんにゃく座」の座付き作者である山元清多さん、作曲はこれも「こんにゃく座」の座付き作曲家である萩京子さん。

 舞台を大正時代に移すことにどのような意味があるのか考えると、これはあまり意味のないことに思われました。
 人物名がすべて日本人名になっているのも(当然なんですが)おかしなもので、キャスト表を書き写す意欲も湧いてきません。

 音楽的には、最近見た「こんにゃく座」の作品よりは親しみの持てるものでした。
 時々大正メロディーのパロディもあって、この部分では時代を移した意味もあるのでしょうか?

 指揮の吉住典洋さんは、3月から劇団四季《オペラ座の怪人》の指揮をされるそうです。
 
 
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