浪花花形歌舞伎『菅原伝授手習鑑』
2005年4月17日(日)11:00AM

「REVIEW05」に戻る  高槻へ進む
 


 『菅原伝授手習鑑』『義経千本桜』『仮名手本忠臣蔵』は歌舞伎三大名作と呼ばれています。
 僕は『義経千本桜』『仮名手本忠臣蔵』は通し狂言で見ているんですが、『菅原伝授手習鑑』も早く見てみたいものだと思っていました。

 今月の松竹座は「第二回 浪花花形歌舞伎」として、『菅原伝授手習鑑』より「車引」「寺子屋」(11AM )、『義経千本桜』より「道行初音旅」「川連法眼館」(3PM )、『仮名手本忠臣蔵』より「五・六段目」(6:30PM )という、初心者には魅力的な名場面集です。

松竹座 松竹座


      浪花花形歌舞伎『菅原伝授手習鑑』 「車引」「寺子屋」
         2005年4月17日(日)11:00AM 松竹座

   梅王丸 :中村亀鶴    桜 丸:中村扇雀    松王丸:片岡愛之助
   式部源蔵:中村翫雀  女房戸浪:中村亀鶴  園生の前:中村鴈治郎

 プログラムには「中村翫雀、中村扇雀、片岡進之介、片岡愛之助、中村亀鶴ら、将来の歌舞使を担う花形に加え、特別出演と致しまして中村鴈治郎が舞台に彩りを添えます」と書かれていて、「花形」とはそういう意味だったのか!と初めて知りました。
 見た印象では「鴈治郎が若手を指導する会」というところでしょうか。

 「寺子屋」が名場面だそうですが、主人のために自分の子供の首を差し出すというストーリーは『熊谷陣屋』と同じパターンなので、あまり泣けませんでした。
 翫雀と扇雀の兄弟の姿形がそっくりなので、何だか変でした。
 ここに父親の鴈治郎が出てきたりすると、ますます混乱しましたね (^_^ゞ。

 終演は2時。
 道頓堀観光をしてみましたが、道頓堀川は河川工事中でした。
 昼食は人形で有名な「くいだおれ」に入ってみました。

河川工事中 反対方向に観覧車
道頓堀 くいだおれ
 
「REVIEW05」に戻る  高槻へ進む