レ・ミゼラブル スペシャルバージョン千秋楽
   2005年5月29日(日)12:00 帝国劇場

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 帝国劇場で上演中のミュージカル《レ・ミゼラブル》の最後1週間は、2000回達成記念スペシャルバージョンとして、鹿賀丈史(ジャベール)、島田歌穂(エポニーヌ)、岩崎宏美(ファンテーヌ)、岡幸二郎(アンジョルラス)という「伝説のキャスト」による特別上演。

 もう見ることが出来ないと思っていたメンバーをまた見ることが出来る嬉しさで、千秋楽に行ってきました。
 帝国劇場の前には「チケット求む」のお姉さんが並んでいました。
 60枚の当日券に500人以上が並んだとか (@o@)。

帝国劇場 「チケット求む」のお姉さん
ロビー 階段
キャスト表 闘病中の本田美奈子さんのメッセージ

 まあ、同窓会のようなもので、楽しんで観劇・感激してきました。

 バルジャン役は現役の今井清隆さん。
 豊かな声と細やかな演技で良いバルジャンでした。

 鹿賀さんはバルジャン役しか見たことがないのですが、絞り出すような声が苦手でした。
 しかし、その声が敵役ジャベールには打ってつけ。

 エリザベス女王の前で歌った島田さんのエポニーヌは相変わらずの素晴らしさ。
 マリウスの本を抜き取るところとか、どうしてあんなに自然に演技できるんだろう。

 岩崎さんと岡さんは声の調子が悪いようで、お気の毒でしたが、見ることが出来ただけで満足。
 同窓会ですから (^_^) 。

 石川禅さん(マリウス)、斎藤晴彦さん(テナルディエ)、森久美子さん(テナルディエの妻)も役にピッタリ。
 高い声があるコゼット役の知念里奈さんは心配でしたが、無難にこなしておられました。
 ラストシーンでバルジャンの遺書を読みながら涙ボロボロのコゼットを見ていると、こちらも泣けましたね。

 カーテンコールでは、森久美子さんの司会で各キャストから挨拶があり、岩崎さんの「いっぱいいっぱいで」という言葉には同情しました。
 その後も拍手は鳴りやまず、キャストは何度も何度も舞台に呼び返されていました。

 来年3月の名古屋公演には、出来るだけ通ってみようと思っています。
 
 
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