ボヘミア・オペラ 《トロヴァトーレ》
2005年9月15日(木) 愛知芸術劇場大ホール

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 ボヘミア・オペラ チェコ国立プルゼーニュ歌劇場
  ヴェルディ作曲 《トロヴァトーレ》(全4幕)
     2005年9月15日(木)6:30PM
       愛知県芸術劇場大ホール

       指 揮:イージー・シュトルンツ
     芸術監督:ヤン・ズバヴィテル

    ルーナ伯爵:イージー・ライニシュ
     レオノーラ:イヴァナ・シャコヴァー
     マンリーコ:ヤン・アダメッツ
    アズチェーナ:イートカ・ツェルハウオヴァー

 僕はヴェルディのオペラが苦手で、特に《トロヴァトーレ》はダメ。
 ジプシー女(アズチェーナ)が憎き敵の子供と間違えて自分の子供を火に投げ入れたとか、その子供(マンリーコ)が最後に実の兄(ルーナ伯爵)に殺されると「母さん仇は取ったよ!」と叫ぶとか、荒唐無稽なストーリーには付いていけません。

 しかし、名古屋で《トロヴァトーレ》が上演されることは珍しく、その意気込みを買ってチケットを購入しました。

 ウィークデイなので遅刻は覚悟の上でしたが、「一幕と二幕の間の休憩に間に合えば」と時間を調節して行ったのに、ロビーには誰もいません。

 受付嬢に聞いたら一幕と二幕は連続して上演されたんですね (@o@)。
 「二幕の後半から御覧いただけます」とのこと。
  もっと急げば良かった (^_^;。

 ストーリーはストーリーとして、ヴェルディの音楽は美しいメロディーにあふれた魅力的なものです。
 歌手ではルーナ伯爵、レオノーラ、アズチェーナが良かったでしょうか。
 合唱は人数も少なく、声量も貧弱で、不満が多かった。

 演出は抽象的な大道具を使い、演技、衣装は常識的なもの。
 後半は結構盛り上がりました。
 
 
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