ベルガモ・ドニゼッティ劇場《アンナ・ボレーナ》
2007年1月6日(土)3:00PM びわ湖ホール

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 今年のオペラ始めは、びわ湖ホールの《アンナ・ボレーナ》。

 僕は初めて見るオペラが大好きで、この《アンナ・ボレーナ》も半年前にチケットを購入して、楽しみにしていました。
 ところが突然、6時から業界の重要な新年会が入りまして、とんぼ返りしなくてはならなくなりました。
 果たして、どこまで見ることが出来るのでしょう?

 びわ湖ホールは残念ながら悪天候でした。



   ベルガモ・ドニゼッティ劇場《アンナ・ボレーナ》
   2007年1月6日(土)3:00PM びわ湖ホール

      指揮:ファブリツィオ・マリア・カルミナーティ
  演出・衣裳:フランチェスコ・エスポージト

   エンリーコ8世:リッカルド・ザネッラート
   アンナ・ボレーナ:ディミトラ・テオドッシュウ
   ジョヴァンナ・セイモー:ニディア・パラチオス
   ロシュフォール卿:マウロ・コルナ
   リッカルド・ペルシー卿:ジャンルーカ・パゾリーニ


 テオドッシュウとパラチオスは、2003年6月24日に見た、カターニア・ベッリーニ大劇場の《ノルマ》と同じコンビです。
 ベッリーニ劇場とドニゼッティ劇場ですか‥‥なんだか節操がないような (^_^; 。

 初めて見るオペラは好きだけれど、予習は面倒なので、いつもぶっつけ本番です。
 ヘンリー8世とアン・ブーリンの話は有名ですから、ストーリーは予測が付きます。
 ロンドン塔で、彼女が首を切られた場所を見たことがありますからね。

 ドニゼッティの音楽は美しいメロディにあふれ、緊張感もあり、予想以上に素晴らしいオペラかと思いました。
 歌手はいずれもレベルが高く、満足度は高かった。

 舞台装置は仮設の野球場のようなスタンドが後ろにあり、それだけ。
 さすがの引っ越し公演で、移動がしやすくなっているのでしょうか。
 しかし、舞台にすきま風が吹くこともなく、きちっとした演出がされていました。

 昔アンナの恋人であったペルシー卿が呼び戻され、大体ストーリー展開が読めたところでタイムアップ。
 一幕の3分の2、ちょうど1時間の観劇でした。
 このオペラは最後の『狂乱の場』が見せ場なんだそうで、東京まで追っかけようかとも思いましたが、曜日が合わないんですね。

 新年会では名伎連の踊りがありまして、「金の鯱鉾」が有名だそうです。
 せっかくだから、写真を載せておきましょう (^_^ゞ。

名伎連 これが有名「金の鯱鉾」
 
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