ロック・オペラ 《TOMMY》 日生劇場 2007年3月21日(水・祝)5:300PM |
《TOMMY》は、ザ・フーのコンセプトアルバム(69年)を元に75年に映画化されました。 93年になってブロードウェーで舞台化され、ピート・タウンゼントの作曲賞など、トニー賞5部門を受賞しました。 ちなみにこの年の作品賞は《蜘蛛女のキス》でした。 この頃から、一度この作品を見ていたいものだと思っていました。 ![]() 2007年3月21日(水・祝)5:300PM 演出:いのうえひでのり トミー、ナレーター:中川晃教 ウォーカー夫人:高岡早紀 ウォーカー大尉:パク・トンハ アーニー伯父さん:右近健一 いとこのケヴィン&教祖&ピンボールキング&スーパーピンボールマシンマン:ROLLY 幼少時に父親が母親の愛人を刺し殺すのを見たトミーは、ショックのあまり視覚、聴覚、言語機能を失う。 成長したトミーは、ピンボールのチャンピオンとなり名声と富を得るが‥‥。 トミーの中川晃教くんと演出のいのうえひでのりさんとのコンビは、ロックミュージカル《SHIROH》(04年)を見てから、気になっていました。 自閉症(?)の役柄は中川くんに合っているような期待を持っていたのですが‥‥。 しかし、今回は上手くいっていないようです。 セリフはなく、ロック音楽で話が進んでいきますが、これが面白くない。 後ろでアニメを使ったところがいのうえ流でしょうか。 ただし、効果なし。 ロック音楽はうるさいだけ.で、耳に残るメロディーもなく、ただ2時間を耐えてきました。 観客は少なく、僕の2階は前2列だけで、あとはがらんとしていました。 |