スロヴェニア国立マリボール歌劇場 《ラクメ》
2007年4月18日(水)6:30PM 大阪フェスティバルホール

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 スロヴェニア国立マリボール歌劇場の来日公演です。
 フランスの作曲家ドリーブの《ラクメ》は「鐘の歌」だけが、音が高いために有名になっているオペラで、大変珍しい演目です。
 名古屋公演の20日(金)は都合が悪いので、大阪フェスティバルホールまで遠征しました。

  スロヴェニア国立マリボール歌劇場 《ラクメ》
     2007年4月18日(水)6:30PM
       大阪フェスティバルホール

 指揮:フランチェスコ・ローザ
 演出:プラーメン・カルターロフ

 ラクメ(巫女):デジレ・ランカトーレ
 ニラカンタ(僧侶・ラクメの父):エルネスト・モリーリョ・オイト
 マリカ(ラクメの僕):イレーナ・ペトコーヴァ
 ジェラルド(英軍士官):チェルソ・アルベロ


 ヒンズー教の巫女ラクメは、英軍士官ジェラルドと許されぬ恋に落ちるが、彼の心変わりを知り、服毒自殺する。
 まあ、《ノルマ》と《蝶々夫人》を合わせたような、ありふれたストーリーでしょうか。

 ドリーブの音楽は適度に甘いメロディーもあり、聞きにくくはないがそれ以上でもない、という感想。

 主役のランカトーレは、1月の《ルチア》では今ひとつだったけれど、今回は好印象を持ちました。

 ラクメという役は第二幕の「鐘の歌」だけでなく、全編にわたって出番が多く、負担が多い役割と見ました。
 その難しい役柄をランカトーレは上手くこなしていたのではないでしょうか。

 それに、彼女の衣装はさすがインドだけあってヘソ出しルック (@o@)。
 オペラグラスが大活躍でした (^_^ゞ。

 このオペラは全三幕で上演時間が長かった。
 6時半開演で、30分、25分、2回の休憩があって、終演予定時間は9時50分。
 ところが、新幹線の最終は10時30分発なんです。

 大阪のオペラファンから、30分あれば新幹線に間に合う、というありがたいお言葉をいただいたのですが、この休憩時間がどんどん延びまして、最終的には10時20分終演になってしまいました。

 やむを得ず途中で出てきましたが、休憩は20分+20分、時間厳守でお願いしたいものです。
 
 
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