首都オペラ  シャルル・グノー《ファウスト》
2007年9月16日(日)2:00PM 神奈川県民ホール

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 1時に桜木町に着きまして、時間があるので市バス「あかいくつ」で横浜観光をしながら会場に行こうと思ったのが大失敗。
 このバスが大混雑で、道は大渋滞。
 ギリギリで会場に駆け込みました。

 指揮者が女性だと知ったのは、休憩時間にプログラムを買ってから。
 プログラムは1000円と高かったけれど、読むべき記事が多かったです。

市バス「あかいくつ」 神奈川県民ホール
ホールからの眺め 横浜ベイブリッジ


   首都オペラ第16回公演 シャルル・グノー《ファウスト》
   2007年9月16日(日)2:00PM 神奈川県民ホール

            指揮:渡辺麻里
     演出・装置・衣装:馬場紀雄

     ファウスト(博士):内山信吾
     メフィストフェレス(悪魔):工藤 博
     ヴァレンティン(マルガレーテの兄):月野 進
     ワーグナー(学生):白岩 貢
     マルガレーテ:岩崎由美恵
     ジーベル(村の若者):中嶋周子
     マルテ(マルガレーテの友人):安念奈津


 村娘マルガレーテは宝石に目がくらみ、ファウストと肉体関係を持つが、弄ばれ捨てられた挙げ句子供を殺して処刑される。
 オペラのストーリーを纏めるとこうなるんですが、何だか変ですね (^_^ゞ。

 ストーリーはなんですが、グノーの音楽には聞き覚えのある、魅力的な曲が多かったです。

 キャストは主役の3人が充実していました。
 かっちりとした声のファウスト、邪悪なメフィストフェレスも良かったけれど、特にマルガレーテの『宝石の歌』にはゾクゾクしました。

 固定された大道具をうまく使った装置は気に入りましたが、団体行動で動くコーラスは気に入りませんでした。
 アマチュアにとって、普通に演技することが難しいのでしょう。

 最後の場面、メフィストフェレスは聖ミカエルの剣で倒されるんだそうで、打楽器に合わせたスペシウム光線(?)に撃たれ、だんだん倒れていきました。
 これは分かりやすかったですね。
 
 
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