大須師走歌舞伎 《桜姫松ノ白波》
    2007年12月19日(水)6:45PM 大須演芸場

「REVIEW07」に戻る  ホームページへ
 
 
 やっと大須師走歌舞伎《桜姫松ノ白波》に行って参りました。
 今回から一階に桟敷席はなくなり、すべて椅子席となりました。
 平日の夜で、後ろの方に空席が少々ありました。

大須演芸場 入り口の看板
ロビーと売店 一階はすべて椅子席


      大須師走歌舞伎 《桜姫松ノ白波》
  2007年12月19日(水)6:45PM 大須演芸場
            台本・演出:岩田信市

 僧清玄・庄兵衛:原智彦(おもなが屋)
 釣鐘権助(忍ぶの惣太):水谷真人(知鯉附屋)
 吉田松若・花子(実は松若):間瀬礼章(亀崎屋)
 按摩丑市・奴壬生平:野口登志(大多摩屋)
 入間悪五郎照門:児見山宗志(指月屋)
 残月(清玄の弟子):浅野 誠(松濤屋)
 女衒勘六・小坊主・捕手:脇山康貴
 小坊主・町人・捕手:小野誠司
 松井源吾貞景(悪五郎の一味)・町人・捕手:長谷部良輔
 粟津七郎兼次・掛取り喜兵衛・町人・捕手:岩永智尚

 桜姫(白菊の生まれ変わり):斎藤美七海
 長浦(吉田家の局):稲本奈央(とら屋)
 お梶(惣太の女房)腰元:吉野貴子(櫻屋)
 吉田家の局・お市(花子の子分):柴田しのぶ(茜屋)
 お十・花子の子分・腰元:竹内海央

 鶴家南北の《桜姫東文章》と河竹黙阿弥の《都鳥廓白波》の二作を一本にまとめたものだそうで、少々話が複雑になっていました。
 吉田家の重宝都鳥の一巻をめぐるストーリー。
 愛欲のために桜姫は遊女に身を落とし、高僧清玄は蝦蟇蛙になってしまうという‥‥、愛欲は恐ろしいです (^_^ゞ。

◇一幕一場 鎌倉新清水寺

吉田家の若殿松若(間瀬礼章) 左が入間悪五郎照門(児見山宗志)
桜姫(斎藤美七海)と高僧清玄 桜姫と高僧清玄(原智彦)


◇一幕二場 桜谷草庵

釣鐘権助(水谷真人) 犯されたとはいえ、最初の男が忘れられず


◇二幕 地蔵堂庵室

残月(浅野 誠)は清玄を毒殺する 残月と長浦(稲本奈央)


◇三幕 向島桜餅屋

 間瀬さんの女形は珍しいでしょうか。

惣太の女房お梶(吉野貴子) 惣太馴染みの女郎花子(間瀬礼章)
忍ぶの惣太(水谷真人)男性ヌード多し 按摩丑市(野口登志)


◇四幕 按摩丑市の家

惣太は花子に切られて死ぬ 花子実は吉田家の若殿松若


飯を食べながら、おまんまの立ち回り 我ながらよく撮れた (^_^)


桜姫 清玄 松若 カーテンコール


 開演6:45、休憩2回(各10分)で、終演10:15という大作でした。

 終演後、恒例の富籤がありまして、なんと「桜煎餅」が当たってしまいました。
 桜姫役の斎藤美七海さんと、屋号が「櫻屋」の吉野貴子さんのサイン付きでした (^_^) 。
 僕の前に当たった人は埼玉県からのお客さんで(@o@)、名古屋在住の僕なんかが貰ってしまい、申し訳ない気持ちがしました。

終演後、恒例の富籤 桜姫と櫻屋のサイン付き「桜煎餅」
 
「REVIEW07」に戻る  ホームページへ