《ウーマン・イン・ホワイト》
    2007年12月22日(土)1:30PM 愛知県勤労会館

「REVIEW07」に戻る  ホームページへ
 
 
 アンドリュー・ロイド・ウエッバー2004年の作品。
 原作はウィルキー・コリンズ(1824〜89)のミステリー小説。
 この作品はロイド・ウェッバーの失敗作と評価されていると思うんですが、果たしてよろしくありませんでした。

   ミュージカル 《ウーマン・イン・ホワイト》
2007年12月22日(土)6:00PM 愛知県勤労会館

    マリアン・ハルカム:笹本玲奈
     ローラ・フェアリー:神田沙也加
 ウォルター・ハートライト:別所哲也
パーシヴァル・グライド卿:石川 禅
     アン・キャスリック:山本カナコ
 フレデリック・フェアリー:光枝昭彦
        フォスコ伯爵:上條恒彦

 マリアンとローラは父親が違う姉妹。
 マリアンはローラのことを思いやり、パーシヴァル・グライド卿との結婚を進めるが‥‥

 まず、ストーリーがよろしくありません。
 見ているこちらが「そんなことしちゃダメだ」と分かるのに、ダメな方を選んで不幸になっていくので、イライラしてしまいます。
 ミステリー・ミュージカルだそうですが、物語が見え透いているので、ミステリーにはなっていません。

 ロイド・ウェッバーの音楽は、印象に残っていません。
 曲が良くても、このストーリーでは浮いてしまいます。

 キャストではフォスコ伯爵の上條恒彦さんが圧倒的に良かったんですが、悪いお医者さんは嫌いです (^_^ゞ。
 ☆新幹線の山本カナコさんは本格的ミュージカルは初めてだそうですが、インパクトがありました。

 ところで、会場の愛知県勤労会館は2010年3月末での閉館が決まっているそうです。
 辛島美登里さんのコンサートに書いたように、愛知厚生年金会館も売却されるそうで、この2つのホールがなくなると、名古屋の音楽ファンは困ってしまいます。
 
 
「REVIEW07」に戻る  ホームページへ