松平 健 《DRACULA》
2008年4月12日(土)5:00PM 中日劇場

「REVIEW08」に戻る  ホームページへ
 
 
     ミュージカル 《DRACULA》
 2008年4月12日(土)5:00PM 中日劇場

 企画・原案:赤坂雅之 演出:藤井大介(宝塚歌劇団)
 作詞・脚本:高橋知伽江  作曲:青木朝子

 松平 健:ドラキュラ伯爵
 鈴木綜馬:ヴァン・ヘルシング教授
 剱持たまき:ミーナ・マリー
 紫吹 淳:ルーシー・ウェステンラ(ミーナの姉のような役柄)
 藤本隆宏:アーサー・ホルムウッド(ルーシーの婚約者)
 園岡新太郎:メフィスト(悪魔)
 安崎 求:ジャック・セワード(ルーシーの叔父で精神科医)
 光枝明彦:バベル(ドラキュラ伯爵の執事)
 大澄賢也:ジョナサン・ハーカー(弁理士・ミーナの婚約者)


 最初にちょっと眠ってしまってストーリーが分からない部分もあるんですが (^_^ゞ、15世紀半ばのトランシルヴァニア。
 ドラキュラ伯爵は若くして死んだ妻アマンダを愛するあまり吸血鬼となり、400年の時間を超えてアマンダの生まれ変わりであるミーナに会いに、トランシルヴァニアからロンドンに引っ越して (@o@)‥‥
 まあ、ドラキュラ伯爵の純愛とミーナの自己犠牲のお話でしたね。
 少し変だけれど (^_^ゞ。

 松平健さんの初ミュージカルだそうですが、ブロンドのカツラをかぶっても、白いスーツを着ても、どうしても暴れん坊将軍に見えてしまう部分があるのは致し方ないでしょう (^_^; 。
 声の響きも、実力派の鈴木さんや園岡さんの張りのある歌声に較べれば、差が見えてしまうのも致し方ないでしょう。
 それを当然の前提として受け入れれば、このミュージカルは魅力的なナンバーもあり、一度は見ておいてもいい作品かもしれません、

 ドラキュラ伯爵がフライングをしながら愛を歌う乙女チックな場面もありまして、大御所である松平さんの身を張ってのファンサービスが嬉しいではありませんか (^_^) 。
 ただ、今日が初日なのに、松平さんはもう声が枯れていました。
 体調を整えて、6月までの長丁場を乗り切っていただきたいものです。

 ヒロインの剱持たまきさんは《レ・ミゼラブル》のコゼットですが、予想以上の熱演。
 久々に見た園岡新太郎さんの悪魔役は、歌に踊りに、弾けていました。
 執事役の光枝明彦さんがオカマっぽい、良い味を出していました (^_^) 。

 
 
「REVIEW08」に戻る  ホームページへ