鈴木雅明 「深遠なるバッハ・カンタータの宇宙」
2008年8月2日(土)3:00PM しらかわホール

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 バッハのカンタータは素晴らしい曲なんだそうですが、あまりに数が多すぎて、取っつきが悪く、僕にとって正体不明の存在です。。
 鈴木雅明さん率いるバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)は世界で最高のバロックアンサンブルだと(僕は)考えており、このようなアンサンブルが日本に生まれたことは奇跡のようなものだと考えています。

 その鈴木雅明さんのお導きで、バッハカンタータの世界に足を踏み入れることができるとは、なんと有難いことではありませんか。
 名古屋は今日も35℃を越え、午後3時にしらかわホールまで行くのは大変でした (^_^; 。


 知的音楽講座 第1回「深遠なるバッハ・カンタータの宇宙」
   2008年8月2日(土)3:00PM しらかわホール

第1部 講座:カンタータの極意  講師 鈴木雅明
第2部 演奏:カンタータの真髄
     バッハ・コレギウム・ジャパン

 ソリスト:藤崎美苗(ソプラノ)、青木洋也(アルト)、
      藤井雄介(テノール)、渡辺祐介(バス)

 シンフォニア〜カンタータ12番《泣き、嘆き、憂い、怯え》
                             BWV12より
 カンタータ151番《甘き慰め、わがイエスは来られる》
                             BWV151
 カンタータ110番《われらの口には笑いが満ち》
                             BWV110

 鈴木さんの講座は、バッハ以前の音楽からバッハに至るまでの音楽の流れを、BCJメンバーのアンサンブルを挟みながら、概説したものでした。

 これはこれで興味深いものでしたが、次回はバッハカンタータの世界そのものを紹介していただきたい。
 相変わらず、バッハカンタータは僕にとって正体不明の存在です (^_^; 。

 第2部で演奏された曲は1725年のクリスマスに、聖トーマス教会などで演奏された曲だそうです。
 《われらの口には笑いが満ち》の方が充実した曲で、変化があって面白かった。
 ただし、字幕がないので何が歌われていたのかは不明です (^_^ゞ。

 それにしてもバッハ・コレギウム・ジャパンのバロックアンサンブルは素晴らしい。
 一度、彼らのホームグラウンドである神戸樟蔭女子学院大学のチャペルで聴いてみたいものです。
 
 
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