ローザンヌ歌劇場 《カルメン》
2008年10月19日(日)5:00PM 愛知県芸術劇場大ホール

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 新国立劇場の《カルメン》を降板したマリーナ・ドマシェンコ(チラシを見ると美人)が出演するということで、チケットを買いました。
 ローザンヌはジュネーブからモントルーに行く時に通り過ぎた義理があるしね (^_^; 。

 ところがドマシェンコは昨年7月に甲状腺の手術をした後の回復が思わしくないそうで、またまた降板してしまいました。
 渡辺葉子さんを思い出してしまい、心配です。

      ローザンヌ歌劇場 《カルメン》
    2008年10月19日(日)5:00PM
      愛知県芸術劇場大ホール

    指揮:シリル・ディーデリッヒ
    演出:アルノー・ベルナール

    カルメン:ベアトリス・ユリア=モンゾン
    ドン・ホセ:ルーベンス・ペリッツァーリ
    エスカミーリョ:ミコワイ・ザラシンスキ
    ミ力工ラ:ブリギッテ・フール

    ローザンヌ室内管弦楽団
    ローザンヌ歌劇場合唱団


 この《カルメン》は僕には退屈でした。
 舞台には何もなく、女工達が歌いながら机を組み立てたりして、省エネなんでしょうか。

 カルメンはGパンでしたっけ?
 ミカエラはブルーのスーツ姿。
 このような衣装にする意味が分かりません。

 衣装の割に演技プランは月並みで、キャストにも特に優れた人がいるわけでもありません。
 「時間の無駄」という言葉が頭に浮かび、前半だけで帰ることにしました。

 ところが休憩時間にオペラに造詣の深い皆様とお話ししたところ、普段は辛口評価の多い皆様が、この舞台を褒めておられるんです (@o@)。
 「ヨーロッパにしてはまともな演出だ」とか「歌が良い」とかね。

 僕の鑑賞能力はどうもおかしいようです (^_^ゞ。
 彼らはS席で僕は5階の安い席なので、印象が違ってきてしまうのでしょうか?
 
 でも、前半で帰りましたよ (^_^; 。
 
 
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