下野竜也 《エグモント》 名古屋フィルハーモニー交響楽団
08年12月19日(金)6:45PM 愛知芸術劇場コンサートホール

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 最近、指揮者の下野竜也さんの評価が高いようです。
 それと《エグモント》全曲という演目に興味を引かれて、後半だけ聴いてきました。
 《エグモント序曲》はアマチュアオーケストラの定番ですから、何度も演奏したことがあります。

    名古屋フィルハーモニー交響楽団
    第353回定期演奏会
    2008年12月19日(金)6:45PM
    愛知芸術劇場コンサートホール

    劇音楽《エグモント》全曲

    指揮:下野竜也
    ソプラノ:星川美保子
    語り:松本宰二

 注目の下野さんの指揮は、大きいジェスチャーの、景気の良いもの。
 指揮者も体力勝負ですね。

 《エグモント》には松本宰二さんの語りが付いていましたが、ゲーテの原作から取ったのでしょうか、大変難しくて理解できませんでした。

 星川美保子さんは愛知県出身で菊里高校音楽科から東京芸大へ進まれたそうです。
 なかなか美しい方で、赤いドレスも素敵でした (^_^) 。
 
 彼女はオーケストラの後ろ、パイプオルガンの下で歌いましたが、声量的には不利な位置でしょうか。
 彼女が歌ったのはエグモントの恋人クレールヒェンですが、特に演技をすることもなく、字幕もなかったので、何を歌っていたのかまったく分かりませんでした。
 また、彼女は指揮者から目を離すこともなく、これでは『劇音楽』になっていないような気もしました。
 
 
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