グスタフ・レオンハルト・チェンバロ・コンサート
2009年5月10日(日)5:00PM 三井住友海上しらかわホール

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 古楽復興の先駆けとして音楽の歴史に名を残すグスタフ・レオンハルトを見る事ができる、人生一度きりのチャンスかと思って、しらかわホールに行ってきました。

 ホール入口には『新型インフルエンザの疑いのあるお客様は係員にお申し出下さい』との掲示がありまして、緊迫した雰囲気の会場です。

 もっとも2階席は2~3割の入りで、いつものように最後列に座った僕の周りに人は無し。
 感染の心配もなく、安心して演奏を聴くことが出来ました (^_^) 。

 グスタフ・レオンハルト・チェンバロ・コンサート
   2009年5月10日(日)5:00PM
    三井住友海上しらかわホール

 まずはレオンハルトの年齢が気になるところですが、プログラムに年齢は書かれていませんでした (@o@) 。

 調べてみたところ1928年5月30日生まれということで、もうじき80歳でしょうか。

 すっきりと背を伸ばした姿でスタスタとチェンバロまで歩いた姿は、それほどの年齢とは思えませんでした。

 演奏されたのはルイ・クープラン、パッヘルベル、バッハのチェンバロ曲でした。

 レオンハルトは何曲かをまとめて演奏し、ちゃんと曲数を数えて拍手した人は、レオンハルトからジロリと睨まれてしまいました (^_^; 。

 拍手するタイミングは彼が眼鏡を外したときだ、とアドバイスしておきましょう。

 ルイ・クープラン、パッヘルベル、バッハと3人の作曲家の作品を聴いたのですが、僕にはどの曲も同じに聞こえて区別が付きません (^_^ゞ。

 どうしてこれらの特徴の無い曲が復活演奏されるようになったのか、僕には理解できませんでした。

 これでは後半を聴いても同じだろうと推測して、休憩時間に自分でチェンバロを調律するレオンハルトの姿をまぶたに納めて、会場を後にしました。
 
 
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