名古屋フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会予告 → 失望
2010年4月 ~ 2011年3月

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 定期演奏会のプログラムに、2010年4月 ~ 2011年3月定期演奏会の予告がありました。
 今年度は『四季シリーズ』でしたが、来年度は『都市と音楽シリーズ』。
 これが、大変魅力に乏しいプログラムになってしまっています。
 定期会員辞めようかな?

 まず4月の『我が祖国』でガックリ。
 今までさんざん演奏してきたコバケんさんの『我が祖国』なんて、定期演奏会でするプログラムなのかな?
 練習なしで出来る定期演奏会って‥‥。

 指揮者もソリストも、ずいぶんランクダウンしている印象です。
 3~4回行きたくないプログラムがあるんですが、会員になっておいた方が得なのかなあ?
 
 頼りのティエリー・フィッシャーも、ショスタコーヴィッチ5番、マーラー5番、マーラー9番と定番路線。
 セントラル愛知交響楽団のショスタコーヴィッチの10番、9番といった作品の方が、僕にはずっと魅力的です。

 そうそう、プログラムによればティエリー・フィッシャーはユタ交響楽団の音楽監督に就任したそうです。
 彼はもっともっとランクアップしていく指揮者だと思います。

4月 プラハ
 指揮:小林研一郎
  スメタナ:『我が祖国』 全曲

5月 バーゼル
 指揮:ティエリー・フィッシャー
 ピアノ:北村朋幹
  オネゲル:交響曲第4番『バーゼルの喜び』
  ラヴェル:ピアノ協奏曲
  ショスタコーヴィチ:交響曲第5番

6月 マドリード
 指揮:川瀬賢太郎
 ギター:福田進一
 メゾ・ソプラノ:藤井美雪
  マーラー:花の章
  ボッケリーニ/ベリオ:『マドリードの夜の帰営ラッパ』の4つのオリジナル版
  ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
  ファリャ:三角帽子 全曲

7月 パリ
 指揮:円光寺雅彦
 ピアノ:マテオ・クルー、ルイ・シュヴィッツゲーベル=ワン
  ガーシュイン:パリのアメリカ人
  プーランク:2台のピアノのための協奏曲
  サン=サーンス:交響曲第3番『オルガン付き』

9月 名古屋/マーラー生誕150年記念プログラム
 指揮:ティエリー・フィッシャー
  斉木由美:委嘱新作
  マーラー:交響曲第5番

10月 ロンドン
 指揮:マーティン・ブラビンス
 ヴァイオリン:ジェニファー・パイク
  チマローザ:歌劇『ロンドンのイタリア女』序曲
  メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
  W.ウィリアムズ:『ロンドン交響曲』(交響曲第2番)

11月 サンクトペテルブルグ
 指揮:井上道義
  ベートーヴェン:序曲『コリオラン』
  ショスタコーヴィチ:交響曲第7番『レニングラード』

12月 ローマ
 指揮:尾高忠明
  吉松 隆:朱鷺によせる哀歌
  レスピーギ:交響詩『ローマの噴水』
  ラフマニノフ:交響曲第2番

1月 ニューヨーク
 指揮:シュテファン・ショルテス
 ピアノ:ボリス・ギルトブルク
  アイヴス:『カントリー・バンド』行進曲
  ガーシュウィン:ピアノ協奏曲
  ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』

2月 ウィーン/マーラー没後100年記念プログラム
 指揮:ティエリー・フィッシャー
  マーラー:交響曲第9番

3月 リンツ
 指揮:小泉和裕
  モーツァルト:交響曲第36番『リンツ』
  ブルックナー:交響曲第3番『ワーグナー』
 
 
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