横山幸雄ピアノリサイタル
2010年7月7日(水)6:45PM 守山文化小劇場

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 横山幸雄さんは1971年2月19日、東京生まれ。
 1986年、パリ国立音楽院に入学。
 1990年のショパンコンクールでは、日本人として史上最年少、また男性として初めて第3位に入賞しました。

 「音楽の友」2010年4月号P92の「ショパン演奏のスペシャリストだと思う日本人ピアニスト」では第2位。

 1)小山実稚恵(290)  2)横山幸雄(258)  3)中村紘子(250)  4)仲道郁代(172)
 5)山本貴志(94)    6)辻井伸行(63)    7)遠藤郁子(48)   8)河村尚子(45)
 9)高橋多佳子(43)  10)河合優子(39)

 最近では辻井伸行さんの先生として、ヴァン・クライバーン・コンクールのドキュメンタリーにも出演していましたね。

 会場の守山文化小劇場は、カーナビによれば我が家から3.8Kmですが、夕方のラッシュアワーとあって30分以上かかり、焦りました (^_^; 。
 会場の9割以上が女性でした。

     横山幸雄ピアノリサイタル
   2010年7月7日(水)6:45PM
      守山文化小劇場

 フランツ・リスト(1811~1886)
  2つの演奏会用練習曲
  「森のささやき」「小人の踊り」

 フレデリック・ショパン(1810~1849)
  練習曲集Op.10

 ロベルト・シューマン(1810~1856)
  交響的練習曲Op.13

 演奏前に横山さんのトークがありまして、今回の演奏会テーマは「生誕200年」のショパンとシューマン、そしてその1年後に生まれたリストの『練習曲』だそうです。

 横山さんのピアノは細かい音まで聴き取れる、僕の好みの演奏でした。
 タッチの問題でしょうか。
 もう少し煌めくような輝きがあれば、(僕にとっては)満点でした。

 演奏された曲ではやはりショパンの曲が良かったですね。
 5月4日に行われた『ショパン・ピアノソロ全166曲コンサート(16時間)』では、全曲を暗譜演奏し、ギネス記録に認定されたそうです (@o@)。

 アンコールは『トロイメライ』と『幻想即興曲』。
 次はリストの『愛の夢』か『カンパネラ』かと拍手をしていたら、客席の電気がついて終わってしまいました (^_^ゞ 。

 サイン会があるとのことで、一番安いCDを買って並んでみました。
 大分待たされまして、現れた横山さんは帰り支度も済んでいるようで、ものも言わずにひたすらミミズのようなサインを書きなぐり、おかげで列は早く進みました (^_^; 。。
  
 
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