イェルク・デームス 81歳のショパン
2010年7月21日(水)1:30PM 宗次ホール

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 パウル・バドゥラ=スコダ、フリードリヒ・グルダと共に「ウィーン三羽烏」と呼ばれた、イェルク・デームスのコンサートに行ってきました。

 ショパンとは意表を突かれましたが、これが彼の実演を聴く最初にして最後の機会でしょう。
 1:30PM開演というスィーツタイムコンサートで、2000円(全自由席)というチケット代も魅力的でした (^_^; 。

 開演10分前に会場に着いたら「チケット求む」というお姉さんが立っていました。
 なんと、ソールドアウト(310席)なんだそうです (@o@)。
 僕の好みの席(後ろの端)はもう埋まっていて、やっと見つけた席は2階最前列の真ん中。
 大丈夫でしょうか (^_^ゞ。

 イェルク・デームス 81歳のショパン
 2010年7月21日(水)1:30PM
 宗次ホール

ノクターン 変ロ長調 作品9-1
練習曲 ホ長調 作品10-3「別れの曲」
ノクターン 嬰へ長調 作品15-2
練習曲 変イ長調 作品25-1「エオリアンハープ」
前奏曲集 作品28より 1,2,3,4,6,15「雨だれ」
バラード 第3番 変イ長調 作品47
     =休憩=
即興曲 第3番 変ト長調 作品51
バラード 第4番 ヘ短調 作品52
子守唄 変ニ長調 作品57
舟歌 嬰ヘ長調 作品60
ノクターン ホ長調 作品62-2

 最初の音を聴いて、その美しさにビックリしました。
 また細かい音までよく聞こえる、まったく僕好みの演奏で、すっかり嬉しくなってしまいました (^_^) 。

 81歳ながらテクニックもしっかりしており、「デームスはウィーンの演奏家」などと勝手に決めつけていた自分を深く反省しました。
 中でも「雨だれ」は絶品かと思いました。

 前半だけ聴いて、タクシーで会議に向かいます。
 しかし、会議をさぼって後半も聴きたかったですね。
「子守歌」「舟歌」など、どれほど美しい演奏だったのでしょう。 
 
 
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