小林愛美ピアノリサイタル
2010年8月31日(火)6:45PM しらかわホール

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 天才少女ピアニストとしてその名も高い、小林愛美さんの名古屋発のリサイタルに行ってきました。
 実際 youtube で見る幼い頃の愛美さんは、天才少女と言うしかありません。
 その愛美さんがどのように成長しているのか、楽しみと心配で行ってきました。

 小林愛美ピアノリサイタル
 2010年8月31日(火)6:45PM
 しらかわホール

=第一部=
・ベートーベン:『悲愴』『熱情』

=第二部=
・ショパン:スケルツォ第1番
 エチュード『別れの曲』、嬰ハ短調、『黒鍵』
 マズルカ第41番、ワルツ第14番、
 バラード第1番

=アンコール=

・シューマン:『子供の情景』から
・ショパン:ノクターン遺作

 第二部から聴きました。
 愛美さんは演奏前にじっくりと気合いを整えまして、自分の気持ちすべてを注ぎ込んだような、熱のこもった演奏を繰り広げました。

 しかし、愛美さんには申し訳ないが、これは想定の範囲内の演奏で、キーシン、ヴェンゲーロフ、MIDORI、のような、立ち上がれなくなるような衝撃はありませんでした。

 僕は1974年のテレビドラマ『白い滑走路』(田宮二郎、山本陽子)を見て以来 (^_^; 、『バラード第1番』が大好きです。
 本日の演奏もダイナミックなものでしたが、クライマックスになるとテンポが速くなって、もう少したっぷりと聴かせて欲しい、という気はしましたね。
 大きい音になるとペダルを使うのか、一つ一つの音が聞き取りにくくなるようです。

 アンコールのショパンの音色は美しかった。

 サイン会に並んでみましたが、本当に清楚で性格の良さそうなお嬢さん。
 今は中学3年生だそうで、どちらの高校へ進むのかな?
 
 
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