知られざるヴァイオリンの街 名古屋
2010年12月18日(土)3:00PM 宗次ホール

「REVIEW10」に戻る  ホームページへ
  
 
   知られざるヴァイオリンの街 名古屋
 2010年12月18日(土)3:00PM 宗次ホール

 ロビーには鈴木バイオリン、杉藤楽弓社の展示がありまして、名古屋はスズキメソッド発祥の地でもあります。
 僕も子供用の鈴木バイオリン、杉藤の弓でスズキバイオリン教室に通ったものです。

 最初に才能教育研究会の子供たち、10人くらいによる演奏がありました。

 1)ヴィヴァルディ:Amoll 2)エクレス:ソナタ 3)フィオッコ:アレグロ

 僕も子供の頃は、こうやって揃って発表会に参加したものです。
 驚く無かれ、初来日(?)のイ・ムジチ合奏団の前で演奏したこともあるんですよ (^_^ゞ。

 10人の中でも、真ん中で引いている一番小さい女の子の演奏姿が好ましい。
 インタビューによれば小学校1年生だそうですが、「エクレスのソナタ」はスズキ教則本第8巻。
 第9巻はモーツアルトのバイオリン協奏曲で、スズキの教則本は10巻までしかないんです。
 10巻が終われば研究科卒業です。

 休憩時間にロビーで本人を見つけたので、名前を聞いてみました。
 名前は「武藤ゆきの」ちゃんで、名前の漢字は本人が分からないそうです (^_^; 。
 しつこく訊いていると怪しい人に思われるので諦めましたが、この子は10年後に日本音楽コンクールに優勝するかも知れません。
 名古屋出身で日本音楽コンクールに優勝した人はたくさんいます。

 次は尾張徳川家22代当主徳川義崇氏のお話。
 世が世なら、雲の上のお殿様です。
 才能教育の創設者である鈴木鎮一氏は、徳川義親候の計らいで、ドイツ留学したそうです。
 徳川義親候はアルベルト・アインシュタインと交友があり、多くの音楽家の後援をしたそうです。

 休憩のあとは、才能教育出身(横浜)の松田理奈さんのコンサート。
 チラシの写真が凄く可愛いので、一度御本人を拝見したいものだと思っておりました。
 登場した松田さんは、チラシよりはもう少し大人の印象。
 ドイツ在住でビールが大好きだそうで、ちょっとイメージが違いました。
 

「REVIEW10」に戻る  ホームページへ