ウェールズ弦楽四重奏団
2012年3月3日(土)3:00PM 宗次ホール

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 宗次ホールの「世界のカルテット」シリーズはレベルの高いカルテットが揃い、宗次ホールを信じて、何でも行ってみることにしました。 
 「ウェールズ(verus)」とはラテン語で、「本物・真実」の意味だそうです。

 ウェールズ弦楽四重奏団
 2012年3月3日(土)3:00PM 宗次ホール

 第1Vn:﨑谷直人(さきやなおと)
 第2Vn:三原久遠(みはらひさお)
 Va:原裕子(はらゆうこ)
 Vc:富岡廉太郎(とみおかれんたろう)

 モーツァルト:弦楽四重奏曲 第20番 ニ長調 「 ホフマイスター」
 メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲 第2番 イ短調 作品
      == 休憩 ==
 シューマン:弦楽四重奏曲 第3番 イ長調

 桐朋学園の学生により2006年に結成。
 08年ミュンヘンARD国際音楽コンクールにて第3位。
 日本人の団体として東京クヮルテット以来38年ぶりの入賞を果たす。

 09年から第2ヴァイオリンに三原久遠、ヴィオラに原裕子が加入。
 10年より拠点をバーゼルに移し、ハーゲン四重奏団の第2ヴァイオリン奏者ライナー・シュミットの元で研鑚を積む。
 2011年5月、第7回大阪国際室内楽コンクールにて第3位入賞。

 ウェールズ弦楽四重奏団は楽器間のバランスの取れた、実に優秀な弦楽四重奏団でした。
 しかし、演奏された曲目が知らない曲ばかりで、これには参りました。
 もう少し聴く身にも成って欲しいような (^_^ゞ。

 こういうプログラムで勝負できるところが若さの特権でしょうか?
 どの曲にも魅力的な瞬間がありました。