ブルーノ・パスキエ&クリスチャン・イヴァルディ
2012年4月2日(水)7:00PM 宗次ホール

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 ヴィオラ奏者のパスキエといえば思い出すのはランパル、ラスキーヌと録音したドビュッシーの『フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ』。
 1962年の録音ですか。

 ランパルもラスキーヌもとうに亡くなった今、パスキエがまだ生きていたのかと行ってみましたが、ランパルと共演したのはピエール・パスキエ。
 本日のコンサートはブルーノ・パスキエでした (^_^; 。
 親子でしょうか?

 2012年4月2日(火)7:00PM
 宗次ホール

 ヴィオラ:ブルーノ・パスキエ
 ピアノ:クリスチャン・イヴァルディ

・ベートーヴェン:ノットゥルノ 二長調 Op.422
・シューマン:おとぎの絵本 Op.1133
・ショーソン:小品 Op.399(ヴィオラとピアノ編)
・ベルリオーズ:イタリアのハロルド Op.16
・エネスコ:ヴィオラとピアノのための「演奏会用小品」

 プログラムによれば、ブルーノ・パスキエは1943年生まれ。
 1961年にパリ国立高等音楽院で1等賞を獲得。
 1965年から1985年まで、 パリ・オペラ座管弦楽団の首席ヴィオラ奏者を務
める。
 1985年から1990年まで、フランス 国立管弦楽団の首席ヴィオラ奏者を努め
た。 1972年よりパリ国立高等音楽院にて教鞭をとる。
 レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ章、芸術文化勲章オフィシエ章受賞。
 
 ブルーノ・パスキエの演奏は地味と思われているヴィオラを朗々と鳴らした立派なも
のだったと思いますが、いかんせん曲がマイナー。
 このあたりがヴィオラソリストの苦しいところかと思いました。