安田麻佑子 & ロマン・デシャルム
2012年8月8日(水)1:30PM 宗次ホール

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 またまたチラシが美人だったので行ってきました (^_^ゞ。
 歌曲はちょっと苦手なんですが、宗次ホールのコンサートは聴いておかないと。

 日本が誇る本格コロラトゥーラ
 日本とフランスの華やかなる歌の世界

 安田麻佑子(ソプラノ)& ロマン・デシャルム(ピアノ)
 2012年8月8日(水)1:30PM 宗次ホール

 プーランク:パリへの旅、花、C、飛んでいる、愛の小路
 ドビュッシー:マンドリン、ピエロ、艶なる宴、あやつり人形
 ラヴェル:ソナチネ(ピアノ)
 メサジェ:「仮面をつけた恋」より “ 恋人は2人”

 山田耕作:からたちの花、かやの木山、中国地方の子守唄
 中田喜直:さくら横ちょう
 木下牧子:ロマンチストの豚、さびしいカシの木
 ドビュッシー:12の練習曲 より(ピアノ)
 オッフェンバック:「ホフマン物語」より “ クマシデの木の小鳥たち”

 安田麻佑子さんは東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。
 仏ライン国立オペラ劇場付属オペラ・スタジオのオーディションに日本人歌手として初めて合格。
 ヴェルヴィエ国際声楽コンクール(ベルギー)入賞、UFAM パリ国際声楽コンクール第1位受賞。現在パリ在住。

 ロマン・デシャルムはパリ国立高等音楽院でジャック・ルヴィエ、ブルーノ・リグット、クリスチアン・イヴァルディらに師事し、ピアノ・室内楽・伴奏法・声楽伴奏法の四科目全てにおいて最優秀賞を得た。
 2006年ダブリン国際コンクールで最優秀賞を受賞し、ニューヨークのカーネギーホール、ロンドンのウィグモアホールなどに出演。

 安田麻佑子さんはチラシどおりの綺麗な方で、ピーンと張った美しい声のソプラノ歌手でした。
 マイクで説明が付き、これだと苦手な歌曲も分かりやすくなります。
 パリは20℃だったそうで、日本に暑さに驚かれたそうです。

 ロマン・デシャルムのピアノでは、いかにもフランスらしいラヴェルの「ソナチネ」が気に入りました。

 チラシには「日本が誇る本格コロラトゥーラ」と大きく書かれているのですが、実際にコロラトゥーラが歌われたのは『ホフマン物語』のオランピアのアリアだけ。
 壊れた人形の演技付きで、ピアニストがネジを巻いたり、大いに受けていました。

 アンコールはバーンスタインとガーシュウィンでした。