アンドリュー・フォン・オーエン ピアノ・リサイタル
2012年9月23日(日)1:30PM 愛知県芸術劇場コンサートホール

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 聞いたことの無い名前のピアニストですが、チラシの「カリスマ性あふれるピアノ界の貴公子」という見出しにつられて行ってきました。

 アンドリュー・フォン・オーエン ピアノ・リサイタル
 2012年9月23日(日)1:30PM
 愛知県芸術劇場コンサートホール

・ベートーヴェン
 ソナタ 第8番 「悲愴」
 ソナタ 第21番 「ワルトシュタイン」
・ショパン
 舟歌 嬰へ長調 Op.60
 ワルツ ロ短調 Op.69-2
 エチュード ホ短調 Op.25-5
 幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
・ラヴェル
 亡き王女のためのパヴァーヌ
 ラ・ヴァルス

 アンドリュー・フォン・オーエンは1979年アメリカ生まれ。
 5歳よりピアノを始め、10歳でオーケストラと共演。
 コロンビア大学からジュリアード音楽院に進み、レオン・フライシャーらの薫陶を受ける。
 現在はニューヨークとパリを拠点に世界各地で演奏活動を行う。

 愛知県芸術劇場コンサートホールは1階、2階は埋まっていましたが、3階席やサイド席はガラガラ。
 ということは、お客さんは5~600人でしょうか。

 正統的なピアニストだと思いましたが、一番気に入ったのは「亡き王女のためのパヴァーヌ」。
 僕はこの曲が大好きです。

 演奏後にインタビューがありました。
 4日前(9月20日)の仲道郁代さんの時もそうでしたが、お話を聞くとソリストに親近感を感じます。

 アンコールのドビュッシー「月の光」は、4日前に仲道さんのソロ・アンコールでも演奏された曲です。
 2つのコンサートで続けて「月の光」を聞くのは珍しいかと思いましたが、どちらの演奏も良い演奏だと思いました。