劇団四季 《アイーダ》
2012年10月3日(水)6:30PM 新名古屋ミュージカル劇場

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  ミュージカル《アイーダ》は、ヴェルディのオペラ《アイーダ》をエルトン・ジョンとティム・ライスのゴールデンコンビがミュージカル化したもの。

 2000年8月11日にブロードウェイで観て、アイーダ役のヘザー・ヘッドリーの迫力満点のハイFに圧倒されて以来、このミュージカルが気に入っています。

 久しぶりの劇団四季《アイーダ》の名古屋公演が始まったので、さっそく行ってきました。
 チケットはネットで予約したのですが、携帯電話で何とかコードをどうする、とか理解できないことばかり。
 もはや高度化したネット予約にも付いていけない世代になってしまいました (^_^ゞ。

      劇団四季 《アイーダ》
   2012年10月3日(水)6:30PM
     新名古屋ミュージカル劇場

 アイーダ:雅原 慶  アムネリス:光川 愛
 ラダメス:田邊真也  メレブ:有賀光一
 ゾーザー:飯野おさみ  アモナスロ:石原義文
 ファラオ:前田貞一郎  ネヘブカ:勝間千明

 会場の入りは半分くらいでしょうか。
 1階の後ろ半分はほとんど空席です。

 舞台装置は前に見たときより簡素になった部分もありましたが、実に美しい舞台です。
 個々のキャストはさておき、全体として劇団四季のアンサンブルのレベルの高さには感心しました。

 以下は以前のレポートからの引用です。

 作詞のティム・ライスによれば「ヴェルディの《アイーダ》から音楽だけを捨てて、他の全てを残した」 (@o@) 作品だそうで、そう豪語するだけあって、エルトン・ジョンの音楽はなかなかに魅力的です。

 ストーリー的にはアイーダ、ラダメス、アムネリス、3人の関係が丁寧に書かれていて、特にアムネリスの出来が良い。
 「恋人ラダメスと友人アイーダに裏切られた王女アムネリスが偉大な女王に成長する」ストーリーになっており、僕はオペラのアムネリスを見る目が変わってしまいました。
 オペラファンの方にも一見をお薦めしたいと思います。
 
 ラダメスはオペラでもミュージカルでも、王女アムネリスより奴隷女アイーダを選んでしまうという、大人としてまともな判断が出来ない馬鹿なキャラクターで気の毒です (^_^; 。