セントラル愛知交響楽団第123回定期演奏会
~秋風やマリアに捧ぐセレナーデ~
 2012年11月2日(金)6:45PM 三井住友海上しらかわホール

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 セントラル愛知交響楽団11月定期演奏会は、毎年現代音楽のプログラムです。
 こういう曲目ではお客さんも少ないだろうと、定期会員の義務感のようなものを感じて、毎年通っています (^_^) 。

 セントラル愛知交響楽団第23回定期演奏会
 ~秋風やマリアに捧ぐセレナーデ~
 2012年11月2日(金)6:45PM
 三井住友海上しらかわホール

 指揮:齊藤一郎
 ヴァイオリン:長原幸太※
 フルート:大西宣人※※

 松村禎三:ゲッセマネの夜に
 黛敏郎:セレナードファンタスティック※※
 諸井三郎:ヴァイオリン協奏曲※

 山田耕筰:序曲ニ長調
 團伊玖磨:ラジオ体操第二
 古関裕而:NHKラジオ「ひるのいこい」テーマ曲
 北爪道夫:ベストオブクラシック・テーマ音楽
 黛敏郎:G線上のアリア※
 芥川也寸志:赤穂浪士
 伊福部昭:ゴジラのテーマ(交響ファンタジー「ゴジラVSキングギドラ」より)
 黛敏郎:スポーツ行進曲
 深井史郎:日本テレビ「鳩の休日」
 團伊玖磨:無法松の一生ファンタジー
 斎藤一郎:映画「眠狂四郎女妖剣」より
 黛敏郎:天地創造のテーマ

 諸井三郎:ヴァイオリン協奏曲から聴きました。
 会場は半分以上の席が埋まっていたと思います。
 ヴァイオリン協奏曲は曲も演奏も、印象に残っていません。
 ソリストの長原さんは、大阪フィルのコンサートマスターを7年半にわたって勤められ、本年3月に退任されたそうです。

 後半の曲目は、日本の管弦楽史を概観するプログラムで、これらの曲を選ばれた音楽評論家、西耕一さんの解説で進められました。
 「ラジオ体操第二」は女性ダンサーによる体操が付きました。
 黛敏郎:G線上のアリアはバッハとは似ても似つかぬ現代音楽でした。
 「眠狂四郎女妖剣」の作曲家、斎藤一郎(1909~1979)は、本日の指揮者である齊藤一郎さんとは同姓同名の別人だそうです。

 アンコールは「G線上のアリア」がファーストヴァイオリンがG線で弾くヴィルヘルミの編曲で演奏され、会場からの拍手は暖かかったです。