上海クァルテット
2012年11月6日(火)6:45PM 宗次ホール

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 世界のカルテット∞カルテットの世界 SQ.25
 『上海カルテット』
 2012年11月6日(火)6:45PM 宗次ホール

 ウェイガン・リ(ヴァイオリン)
 イーウェン・ジャン(ヴァイオリン)
 ホンガン・リ(ヴィオラ)
 ニコラス・ツァヴァラス(チェロ)

・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第2番 ト長調
・ペンデレツキ:弦楽四重奏曲 第3番(2008年)
・シューベルト:弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調「死と乙女」

 上海カルテットは1983年、リ兄弟を中心に上海音楽院で結成。
 85年ポーツマス(現:ロンドン)国際弦楽四重奏コンクールで第2位。
 現在はニューヨークを拠点として活動している。

 チェロのニコラス・ツァヴァラスは中国人ではないようですが、いつからメンバーになったのかな?
 映画「ミュージック・オブ・ハート(メリル・ストリープ主演)」はツァヴァラスの家族を題材にしたものだそうです。

 2曲目のペンデレツキから聴きました。
 上海クァルテット結成25周年時の委嘱作品で、「Leaves of an unwritten Diary」という副題が付いていました。
 ペンデレツキという名前に怯みましたが、現代音楽にしては聴きやすい曲でした。

 上海カルテットは4人の奏者全員が高い技術を持ったグループで、感心しました。
 宗次ホールの「世界のカルテット∞カルテットの世界」シリーズには、いつも感謝しています。
 それなのにお客さんは5~60人くらいでしょうか。
 勿体ないことです。

 アンコールの「チャイニーズ・フォークソング」はセカンドヴァイオリンのイーウェン・ジャンの編曲による懐かしく美しい曲でした。