「オペラの魅力」シリーズ  vol.18  《タイス》 《アイーダ》 《アッティラ》
2012年11月9日(金)6:15PM 愛知県芸術劇場コンサートホール

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  「オペラの魅力」シリーズ  vol.18 《タイス》 《アイーダ》 《アッティラ》
 2012年11月9日(金)6:15PM 愛知県芸術劇場コンサートホール

 今回は愛知県芸術劇場コンサートホールという大きい劇場で、それなりのセット、照明、衣装も付いての気合いの入った公演でした。
 会場の入りは半分でしょうか。
 いつもは3階最後列の僕ですが、彼らに感謝して、S席を張り込みました。

 マスネ作曲《タイス》ハイライト
 アタナエル(若き修道士):岡本茂朗
 タイス(アレクサンドリアの舞姫):伊藤 晴(いとうはれ)
 二シアス(貴族、アタナエルの旧友):荒川裕介

 ヴェルディ作曲《アイーダ》より
 アイーダ(奴隷、実はエチオピアの王女):崔利先
 ラダメス(エジプトの若き将軍):上本訓久

 ヴェルディ作曲《アッティラ》ハイライト
 アッティラ(フン族の王):伊藤貴之
 オダベッラ(アクイレイヤ領主の娘、フォレストの恋人):基村昌代
 フォレスト(アクイレイヤの騎士):上本訓久
 エツィオ(ローマの将軍):岡本茂朗

 回数を重ねるたびに演目もだんだんマイナーなものになり、楽譜の手配だけでも大変なことと思います。
 ピアノ2台(石山英明・揃洋子)の伴奏ですが、誰が編曲したのでしょうか?
 《タイス》には若林亜由さんのヴァイオリンソロも付きました。

 実力者が揃った《アッティラ》は盛り上がった演奏でした。
 このグループからは笛田博昭さんや中井亮一さんなど、全国的に活躍しておられる方も出ていますが、アッティラ役の伊藤貴之さんは来年2月に上演される藤原歌劇団の《仮面舞踏会》に出演(トム役)されるそうです。
 リッカルド役は笛田博昭さんなので、行く予定にしています。

 さて、本日の《アッティラ》ですが、ヴェルディの若々しい音楽が実に魅力的。
 またハイライトなので、荒唐無稽なストーリーに悩まされることがないのは、思わぬメリットでした (^_^) 。