ホルショフスキ・トリオ(相沢吏江子)
 2014年2月25日(火)6:45PM 宗次ホール

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 ホルショフスキ・トリオ
 2014年2月25日(火)6:45PM
 宗次ホール

 ヴァイオリン:ジェシー・ミルス
 チェロ:ラーマン・ラマクリシュナン
 ピアノ:相沢吏江子

 ベートーヴェン:ピアノ・トリオ 第5番 ニ長調「幽霊」
 バーンスタイン:ピアノ・トリオ Op.2
 ドヴォルザーク:ピアノ・トリオ 第3番 ヘ短調

 相沢吏江子(あいざわりえこ)さんが天才少女として話題となったのは、88年に内田光子さんの推薦により、カザルスホールのオープニングシリーズにおいて、A.シュナイダー指揮のアンサンブルと共演したときでしょうか?

 相沢吏江子さんはカーティス音楽院に留学し、M.ホルショフスキーに師事し、最後の弟子となりました。
 最近はあまり名前を聞く機会もなくなっていましたが、今回ホルショフスキ・トリオとして来日され、そのコンサートを聴いてきました。

 ホルショフスキ・トリオは2011年に結成されました。
 ヴァイオリンのジェシー・ミルスは、ニューヨーク生まれ育ち。
 チェロのラーマン・ラマクリシュナンは、ハーバード大学で物理を専攻し、優等賞を得て卒業。その後、本格的に音楽に専念。
 いずれも高度のテクニックを持ったメンバーかと思いました。
 
 曲としては意外なことに、バーンスタイン19歳の作品が面白かった。
 ニューヨークから来たトリオだという先入観があるのかな?

 ドヴォルザークは長い曲でした。
 アンコールはシューベルトのトリオで、いろいろな作曲家がピアノトリオを作曲しているのだな、と思いました。
 その割に、有名な曲が少ないでしょうか?

 そうそう、会場にお客さんが少なかったです。
 ホルショフスキや相沢吏江子の名前では、集客力が足りないのかな?