ランラン ピアノリサイタル
2014年4月24日(木)6:45PM 愛知県芸術劇場コンサートホール

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 2013年1月に予定されたランランの来日公演は、彼が体調不良のため入院してしまい、すべてキャンセルとなってしまいました。
 今回のコンサートはその時とまったく同じプログラムです。

 ランラン ピアノリサイタル
 2014年4月24日(木)6:45PM
 愛知県芸術劇場コンサートホール

 モーツァルト: ピアノ・ソナタ第5番 ト長調
          ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調
          ピアノ・ソナタ第8番 イ短調
             * * *
 ショパン: バラード第1番 ト短調
        バラード第2番 ヘ長調
        バラード第3番 変イ長調
        バラード第4番 ヘ短調

 平日なので遅刻して行ったら「2曲目と3曲目との間に入場できます」というお姉さんの言葉。
 しかしランランは2曲目と3曲目を続けて弾いてしまいました。
 お姉さんに「申し訳ありませんが、休憩時間まで入場できません」と言われてしまったのでカフェに行ったら、第1楽章の後で盛大な拍手があって、ここで入場できたようです (@o@)。

 ランランは、1982年6月14日、中国東北部の瀋陽に生まれた。
 家は貧しかったが、フィラデルフィアのカーティス音楽院入学に入学し、ゲイリー・グラフマンの下で学び、奨学金の全額給付、ピアノつきの住居と生活費を支給された。
 2002年に卒業。
 17歳で急病のアンドレ・ワッツの代役としてシカゴ交響楽団とチャイコフスキーの『ピアノ協奏曲第1番』を演奏し、スターとしての道を歩き始める。
 最近では北京オリンピックでのパフォーマンス、昨年末のベルリンフィル「ジルヴェスターコンサート」出演など、世界を舞台に大活躍している。

 会場はほぼ満席状態でしたが、ランランは僕にとって、あまり面白いピアニストではありませんでした。
 ショパンの「バラード」は好きなんですけれどもね。

 ランランのお辞儀はヨーロッパの貴族のような、変わったものでした。
 一曲ごとに歓声を上げる人がいましたが、中国語だったのかな?