ユンディ・リ(李雲迪)ピアノリサイタル
2014年11月8日(土) 2:00PM 愛知県芸術劇場コンサートホール

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 ユンディ・リ(李雲迪)ピアノリサイタル

 2012年秋の来日予定が、尖閣列島問題を受け中止となったユンディ・リの、2年ぶりのコンサートに行ってきました。
 チケット争奪戦が厳しく、その人気に驚きましたが、当日券も発売されているようでした。

 2014年11月8日(土) 2:00PM
 愛知県芸術劇場コンサートホール

 ベートーヴェン:ソナタ 第14番 嬰ハ短調「月光」
 ベートーヴェン:ソナタ 第8番 ハ短調「悲愴」
 ショパン:ノクターン 第1番 変ロ短調
 ショパン:ノクターン第2番 変ホ長調
 ベートーヴェン:ソナタ 第23番 ヘ短調「熱情」

 1982年10月7日、重慶に生まれる。
 1991年、但昭義に就いてピアノを習い始め、プロのピアニストを目指す。
 1994年、四川音楽学院附属中学に首席入学。
 1995年、但昭義とともに深セン芸術学校に移り、各地のコンクールで好成績を残す。

 2000年(18歳)、第14回ショパン国際ピアノコンクールで、スタニスラフ・ブーニン以来15年ぶりに第1位での優勝を果たす。
 ショパン・コンクールにおける、中国人で初の優勝者となる。
 ショパン・コンクール優勝後も、ハノーファー音楽大学でアリエ・ヴァルディに師事した後、現在は香港の市民権を得て同地に在住。

 前半のベートーヴェン2曲は、あまり面白い演奏ではありませんでした。
 最後の楽章を出来るだけ早く弾き、少々指がもつれても最後のポーズを決めると会場から拍手が飛ぶ、というパターンでしょうか。

 後半のショパンはベートーヴェンより、ずっと良い演奏だったと思いました。