中村紘子さん 「大腸がんステージⅡ 15ヶ月闘病記」
女性自身2015年7月21日号/57~59ページ

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 女性自身7月21日号の57~59ページに、中村紘子さんの「大腸がんステージⅡ 15ヶ月闘病記」が載っています。

 2014年の2月に腹痛のため、腸閉塞の腹腔手術を受けた。
 その時、大腸がんとポリープが見つかった。
 新たな大腸がん治療のため、今年2月から3月上旬まで演奏活動を休止した。

 中村さんの大腸がんは「ステージⅡ」。
 ネットで調べると、「ステージⅡ」とはがんが大腸の固有筋層を突き抜け、外まで浸潤している状態。
 標準的な治療として「ステージⅡ」以降には手術治療が行われるそうです。
 手術では腸の切除だけでなく、リンパ節郭清も行うそうです。

 どうして中村さんが手術を選択しなかったのかは不思議ですが、その理由は書かれていません。

 食事療法とか、ラジウム岩盤浴など抗がん剤以外の治療を試したが力尽き、最終的にはがん研有明病院での抗がん剤療法を始める。

 がん研有明病院の抗がん剤治療は、あの辛い、苦しみが無い。
 2泊3日の入院治療を4度行った。
 吐き気止めのステロイドのせいで、顔がふっくらして、先生に「ひどいじゃない!」と文句を言った。
 抗がん剤を始めて2週間ぐらいで脱毛が始まり、自分で丸刈りにして、ウィッグを使って、楽しんでいる。
 ご主人の作家・庄司薫さんは、「ふだんどおり」に接してくれるのがありがたい、と。

 深刻に「いつまで生きられるんだろう」と考えるより、楽しい友人達と語らいお腹を抱えて笑う。そうすると、痛みがあっても忘れちゃうんです。