漆原朝子 ヴァイオリンコンサート ピアノ:ベリー・スナイダー
 2015年7月8日(水)1:30PM 宗次ホール

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 十数年前か数十年前に、宝塚のベガ・ホールで、若き日の漆原朝子さん演奏を聴いて、とても気に入りました。
 しかし、その後は聴く機会もなく、久しぶりの演奏を楽しみに宗次ホールに行ってきました。
 自由席:2000円

 漆原朝子さんの名前だけでチケットを買ったので、曲目は当日知りまして、マニアックな演目に驚きました (^_^ゞ。
 それでも1階席は満席に近かったですね。

 漆原朝子 ヴァイオリンコンサート
 2015年7月8日(水)1:30PM 宗次ホール

 ピアノ:ベリー・スナイダー

 エルガー:朝の歌
 エルガー:ラ・カプリシューズ
 エルガー:ヴァイオリンソナタ ホ短調

 R.シュトラウス:《ばらの騎士》より ワルツ(プシホダ編)
 R.シュトラウス:ヴァイオリンソナタ 変ホ長調

 漆原朝子(うるしはら あさこ)さんは、1966年9月5日、千葉県生まれ。
 東京藝大付属高在学中に日本国際音楽コンクールにおいて最年少優勝。
 海野義雄、ドロシー・ディレイらに師事する。
 2005年4月、東京芸術大学准教授に就任。

 聴いたことのない曲ばかりでしたが、最初の音を聞いたとき、目の前がちょっとボーッとしました。
 弦に弓が吸い付いたような、美しい音でした。
 エルガーのヴァイオリンソナタは、「のだめカンタービレ」で千秋とのだめが合奏し、三善家を家庭崩壊から救った曲でしたね (^_^ゞ。

 R.シュトラウスのヴァイオリンソナタは昔、五嶋みどりさんの演奏を聴いて、よく分からなかったので、敬遠しておりました。
 本日も曲はよく分かりませんでしたが、それでも良い演奏だと思いました。

 アンコールは、R.シュトラウス:子守歌と、エルガー:愛の挨拶でした。
 また、名古屋近辺で、演奏会を開いていただきたいものです。